スコットランドの砲兵隊を作ろう(その1)…の巻

初版 2020/09/02 00:08

改訂 2023/08/05 11:29

ミリタリーモデルはしばらくRC戦車が続きましたが、、、先日モケイ関係の整理をしていたところ、10年ほど前に子供のオモチャとして作ったタミヤ1/35の英25ポンド砲が出てきました。

当時はパーティングラインも消さずパパッと作り、一応気にはなったようで砲身の合わせ目にサーフェイサーを塗って隙間を埋めかけて…そのままの中途半端な状態です。


先日の片付けで「まぁもういいかな…」と思って捨てちゃおうかと思ったのですが、

💡💡💡 ヒラメイたのです。「これでスコットランドの砲兵隊を作ろう!」と。


そこからアアだこうだと調べまして…、対象の部隊を決めました。

最初は先日クロムウェルを観測戦車仕様で作りました第152エアシャー・ヨ―マンリ野戦砲兵連隊にしようかと思ったのですが、

…それだとキット付属のフィギュアが問題です。

同部隊だと欧州戦線になってしまい…、この裸ん坊の人たちではダメです。

これを使うとなると、北アフリカかマレー、ビルマ戦線ですので、そっちに関係ある部隊を見つけないといけません。


そこで、このあいだ読んだこちら。

太平洋戦争の緒戦、マレー半島のスリム・リバーの挺身攻撃で有名な島田戦車隊の戦記ですが、その前哨戦であるジットラ・ラインの戦いで打撃を受け、最後はスリム・リバーにおいて島田戦車隊に蹂躙突破され壊滅してしまう英印軍第11インド歩兵師団、その砲兵隊がスコットランド・ローランド地方で編成された『第155ラナークシャー・ヨ―マンリー野戦砲兵連隊』なのです。


その辺の詳しいことは後日書くとして、問題はこの部隊が25ポンド砲を運用していたかどうか?です。

色々と調べてみると…、

A中隊(Battery)、B中隊、C中隊と3個中隊編成のうち、C中隊だけが25ポンド砲を持っていたことが分かりました。(残りは4.5インチ榴弾砲)

シメシメ…、これで大丈夫ですね。


最近は戦車ばかりでしたが「たまには違うものもやってみよう…。」ということで、こうして、「大砲」に取り組むことになったのです。


やる気が出たので突如として作業開始!

あちこちに残るパーティングラインを消し…、やりかけの合わせ目を磨き…、押しピン跡を処理し…、

砲口のマズルブレーキの横穴も貫通させまして…、、、リメイク作業がひと段落したらいったん下塗りします。(贅沢にキャロムのブラック・スチールをw)


さて、ここで気付いたのですが、この模型、走行形態で作ってしまっています。

今回、フィギュアを生かすには射撃形態にしないといけません。


…たしか部品があったぞ。。。とジャンク箱を漁ったところ、10年前の余りパーツがちゃんとありました。

覚悟を決めて、くっついている旋回板をメリメリと剥がします。

そして、モイだ跡をキレイに処理し直してパーツを付けなおしまして、、、

射撃形態に変身。。。

お!何だか恰好いいじゃないですか。


ところで、今回参考にするのがこちら。

例のオスプレイ・シリーズの「25ポンド野砲 1939-1972」の資料本です。

キレイな参考図も出ています。

こんな色(左上)に仕上げたいですね。

・・・また下塗りの続き。

細かいパーツを付けなおし、ブラックスチールをくまなく塗布します。

だんだん生まれ変わってきましたね…。


今日はここまで。

こんなシーンを再現したいものですね。

※タミヤの住所が小鹿時代の古いキットですね、コレは…。


#スコットランド

#25ポンド砲

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T. S

I am a collector....

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    toysoldier

    2020/09/02 - 編集済み

    ブラックスチール出ました!(笑)

    生まれ変われるとは、25ポンド砲もきっと喜んでますよ!

    オスプレイの本は拘る方には必須アイテムでしょうね。見てるだけで楽しいですよー!

    引き続き楽しみにしてます。

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      T. S

      2020/09/02

      出ました(笑)
      ブラックスチールは七難隠す…ですw

      実際は塗膜が薄いのでサーフェイサーのような役割はしませんので、ブラックのサーフェイサーのほうが適切です。
      単に、これも「ガン」なので黒染めしたくなっただけでして…(^^;;

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