明延の生活用品
初版 2022/06/08 22:23
改訂 2022/06/08 22:27
明延鉱山の鉱石展示を主にした、展示場を作ろうと考えて居たのですが、結局は、奇石を主にした「雲根誌21の館」になりました。それで、明延鉱山は、一つのカテゴリーとなって、主役の座を降ろしました。代りに、一つのカテゴリーであった「球状花崗岩と球状岩」を独立させ、「ナンダモンダの館」として、一つの家屋に集約させようと思ってます。
しかし、明延の地にある展示場ですから、出来るだけ、明延の家屋に、明延の生活も取り入れた、展示場作りを心がけてます。この展示場は、廃材を利用して、明治元年に建てられた家屋で、昭和になってからは「正垣百貨店」と言う万屋として使用された店舗兼住宅家屋です。明延では、鉱山歴史遺産として、最も重要な家屋の1つです。その風情を殺さない様に、照明は明延で使われてきた器具を、出来るだけ使用しています。配線器具も、残せるものは、出来るだけ古い物を残しています。
碍子のコンセント。柱は廃材を利用して建てられた。
戦前の碍子引き配線も、そのまま残し使用しています。
照明器具から電気を取るタコ足配線も、再現しています。
この100年以上の歴史のある家自体が、私のコレクションの1つですが、そこに展示してある石もコレクション。それを照明する電気器具もコレクション、配線器具もコレクション、全てがコレクションなのです。今、そのコレクションの完成に向かって、作業をしております。石も、どんどん増えています。完成したら、少しずつでも紹介していきたいと思ってます。
#コレクションログ
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