コレクションの野外展示場 ストリート・ミュージアム
初版 2021/11/20 22:48
私の住む町は、旧明延鉱山の鉱山街。通りに面したところに、主に明延の岩石、鉱脈、カラミなどのコレクションの展示を始めました。
1. 明延の地史コーナー
まず、明延の鉱脈を胚胎する岩石類を展示するコーナーです。凡そ古い順に並べてみましたが、実際には、まだ、よく理解していません。
マントルの石、橄欖岩から始まって、それの変成岩である蛇紋岩、斑糲岩から閃緑岩、古生代?の堆積岩、輝緑凝灰岩、石灰岩、チャート、粘板岩、主に鉱脈を胚胎する緑色珪岩、中生代末の花崗岩、新生代の安山岩、流紋岩。これで、凡その明延の地質と歴史を説明出来る様にしました。
そして兵庫県の岩石の代表として、玄武洞の玄武岩を並べ、節理の説明も出来るようにしました。
2.明延の鉱脈コーナー
玄関までの階段部分の左右に展示しています。右側に鉱脈標本、左側にカラミを展示しました。正面には、明延焼の陶器も展示する予定なので、自作のウサギの道祖神を置きました。
また、余った石で小さな石庭を作ろうとしてます。ここの主題としては、自作の水琴窟を置いてみようかなと。
3.謎の二枚貝・シカマイアのコーナー
シカマイアやメガドロンは、巨大な二枚貝化石と言われています。しかし、そんな生物が存在するはずは無いと言うのが、私の考え方。そこで、シカマイアの正体を示す標本を並べてみました。
もうすぐ、もう一つの大型標本が到着する予定。これでも、後ろのブロックが40センチ幅なので、結構の大型標本ですが。
4. あと一つ、石英脈コーナーを作る予定です。置くのは、近くの銀山のほとんど銀が入っていない鉱石です。ここが採集場になっても困りますから。
ここに展示する物は、全て、私の採集品と自作の陶器、水琴窟等です。屋内は、ギャラリー・スペースにして、鉱物標本や陶器、染め物など展示もする予定です。明延観光の、一つの名所になると良いなあと思ってます。
#コレクションログ
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