Chevrolet Corvette Grand Sport 1963

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Corvette Grand Sport 1963

2代目コルベットのレーシングカー

市販車のC2コルベットと同じ形ですが、別設計の車です。

市販車は車体が重たいので改造しても、性能に限界があります。

最終目標は、ル・マン優勝でしたので、フレームから車を作り直しています。

★軽量化
 ・軽量なラダーフレームを作成
 ・グラスファイバ―製のボディ

  ◇ラダーフレーム
   はしご型のフレームの中にエンジンを入れて四隅にタイヤを付けたような構造の車
   ボディはフレームの上に乗せている。

   ladder : はしご
   
最初にクーペを5台を製作しています。
そのうち2台は、空力特性が違うオープンボディに変換されています。

★初年度のレース   コブラに勝った。
1963年 アメリカのSCCA主催のレースに出場 優勝をしています。
フォードが支援していたシェルビーコブラに競り勝っています。

★2年目 → 開発中止

1964年のデイトナとセブリングのレース出場を予定していましたが、会社の判断で計画はすべて中止になりました。

ル・マンのGTクラスに出場するためには、100台以上生産してホモロゲーション取得が必要です。
速いレーシングカーですが、100台生産した場合のコスト面で中止にしたのではないかと思います。

GMは、同じ時期にGM社外の『チータ』を極秘で支援をしています。
https://muuseo.com/Shirubu/items/988

★その後
生産済みの5台は、GMの役員より破壊命令がありましたが、すべて現存しています。

Corvette Grand Sport 1963
【エンジン】6,178 cc / 377 cui
【出力】362kW / 485 hp
【最高速度】175 MPH ,281Km/h
【加速】0-60mph(96.5km/h) 4.5 s
【サイズ】4394 x 1778 x 1320 mm / 900Kg
【生産台数】5台(そのうち2台は生産後にオープンボディに変換)

ミニカーの造形は素晴らし出来です。

#HotWheelsRaceTeam

Cheetah 1964
Bill Thomas Cheetah 1963-1965 シェルビー・コブラの対抗車として開発されましたが、レースでバトルをする事はありませんでした。同じ土俵に上がれませんでした。 開発製造はビル・トーマス(コルベットのレーシングカーでの実績あり)が行いました。 GMが極秘に支援していました。 コブラに対抗するためには、GTカーレースのホモロゲーションが必要です。 100台の生産が必要条件ですが、20台ぐらいしか生産が出来ませんでした。 1964年には、必要台数が100台から1000台に引き上げられたので、完全に無理な台数になりました。GMはこの時点で、支援を打ち切りました。 1965年には工場で火災が発生し、製造中の車と機材を消失しました。火災後は生産を再開せず、生産終了になりました。 FRですが、エンジンの配置位置はミッドシップです。 ボディはファイバグラスです。 【エンジン】7l/427 cui (コルベットのエンジン) 【出力】580 hp 【最高速度】300km/h 以上 (サーキットでの記録) 【サイズ】 356 x 173 x 106 cm 【車重】680 Kg 【製造完成台数】 21台 現存台数は15台、火災で生産中の11台が消失。
https://muuseo.com/Shirubu/items/988

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