Nissan 180SX Sileighty 1998

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Nissan 180SX Sileighty 1998

180SXのフロントをシルビア(S13型)のパーツに交換した改造車です。

シルエイティ : シルビア + 180(ワン・エイティ)
シルビア: 固定ヘッドライト
180SX : リトラクタブル・ヘッドライト(開閉式)

元々は、180SXの事故車に、兄弟車のシルビア(S13)のフロントパーツを使用したのが始まりです。
シルビア(S13)と180SXは、兄弟車で、パーツに互換性があるので、大掛かりな改造は必要ありません。
固定ライトにすると軽量化になるメリットもあります。

改造車ですが、日産自動車は、シルエイティを商標登録しています。

1998年 日産自動車公認のシルエイティが500台限定で販売されています。

逆パターンの
180SX + シルビア = ワンビア も存在します。

シルビア(S13)に、180SXのリトラクタブル・ヘッドライトを付けるパターンです。
アメリカの240SX 2ドア(シルビア)は、『ワンビア』と言えます。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
アメリカ仕様のシルビア(S12型)=240SX
ボディは2種類あります。
 ・3ドア・ハッチバック -> 日本の180SXと同じ形
 ・2ドア・クーペ -> 日本のS12型シルビアと同じ形

240SXの2ドア・クーペは、リトラクタブル・ヘッドライトです。

当時のアメリカは、ヘッドライトの最低地上高が決まっていました。
車高が低いスポーツカーは、高さが足りません。ヘッドライトをリトラクタブルにして、高さを確保する必要がありました。
現在は、高さ制限は緩和されています。
リトラクタブルの出っ張りは、歩行者に対しての凶器になります。

新車のリトラクタブル・ライトは2005年のコルベットC5生産終了が最後です。
禁止はされていませんが、画期的な安全対策がないと復活は難しいです。

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