- SHM Museum
- 37F 有機物起源の石
- コンクパール0.675ct
コンクパール0.675ct
通常真珠はよく知られているアコヤ真珠などの二枚貝から採取されますが、コンク真珠は巻貝であるコンク貝から採取されます。
コンク貝はカリブ海にのみ生息し、コンク真珠はこの地域の特産とされています。ドミニカ共和国の三大宝石(ラリマー、ブルーアンバー、コンク真珠)のひとつです。
2019年現在、コンク貝の生息数が減少していることが、ナショナルジオグラフィックのニュースに取り上げられていました。
著作権の関係から原文をそのままコピーして掲載することは差し控えさせていただきますが、ご興味がある方は、「コンク貝」「減少」などの検索ワードで探してみてください。Yahoo!ニュースの該当記事が検索されます。
さて、コンク真珠は通常の真珠と異なり虹色の"イリデッセンス"ではなく、"フレームパターン"と呼ばれる炎にも似た模様が入っています。当該石にもフレームが確認でき、鑑別書にもコメント記載があります。
ラベルの組成式は無理やり書いたもので、パールにはあまり意味がありません。
鉱物名:コンクパール
宝石名:コンクパール
重量:0.675ct
産地:Caribbean Sea
鑑別:日独宝石研究所
baggio10
2019/09/21初めて名前を聞きました&見ました。
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shm
2019/09/21コメントいただきありがとうございます😊
国内で流通する一般的な丸い真珠とは色も形状も大きさも異なりますから、もの珍しい真珠です。養殖も試みられているみたいですがまだまだ普及していないようで、流通するものはほぼ天然のものと思います。
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baggio10
2019/09/22そんな珍しいものなんですね!勉強になりました。ありがとうございます!!
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