-
三幸製作所 発火石 ジェットガン
ジェットガン。同社のスペースガンとフォルムは酷似している。銃身の先が違うのと、火花窓の飾りがないが、型は同一のものと言っても差し支えない。つまりこれがスペースガンの前身と考えて差し支えないだろう。 スペースガンと比べてフォルムがやや洗練されていないイメージがあるが、デザインに関してはほぼ仕上がっていると思われる。 メーカーのロゴマークはないが、MADE IN JAPANとあるので以上の点から三幸製作所のもと判断した。
ブリキのピストル 三幸製作所Ko-taro0606
-
三幸製作所 発火石 SG&スペースガン
SGとグリップに書かれたスペースレイガン。ただし、これは現行品で駄菓子屋などで手に入る。昔のものを現代の技術で蘇らせたものだ。火星だろうか月だろうか、荒涼した惑星にロケットがダイナミックな構図で描かれている。絵に濃淡やグラデもあり、現代版はやはり写実的だ。発火窓も白く縁取りされており格調高い。 グリップに小さく○にYのマークがある。これが三幸製作所のロゴマーク。三幸製作所は小さなブリキのオモチャを得意とするメーカーで、現役バリバリの老舗。 もう一方のスペースガンと刻まれたものは絵が平面的で、色の深みも薄く良い意味で昭和レトロ感だ。 ブリキのオモチャはそれぞれに型があって、その型はオリジナルでそのメーカーだけの、いわば命のようなもの。他メーカーが同じものを作れるはずが、ない。 スペースガンを手に入れたのは20年くらい前。SGと書かれたのは10年くらい前か。 そこでこんな事を考えた。スペースガンを製造した後、暫く新規の生産はなく、金型も使われなかった。しかし近年、この老舗に新しい人材が入社し、この金型に惚れ込んで若い感性で独自のデザインを施した。そして新しいバージョンがこの世に送り出された。事実は不明だが、そういった事を想像するだけで楽しい。 #ブリキ #スペースガン
ブリキのピストル 三幸製作所Ko-taro0606