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のっぽのサリー / アイ・コール・ユア・ネーム
黒い「のっぽのサリー」。 邦題センスに唸ってしまう一枚。原題まんまなんですけどね。サリーを着るノッポさん、では断じてない。「ロング・トール・サリー」で認知してるので、「のっぽ」と言えば「できるかな」なんです。 ♫でっ、きるかな、でっ、きるかな♩ 字体も独特。「サリー」が毒々しいです。 英国盤EP聴いちゃってるから、音はこんなもんですかねー。頑張ってビートルズを伝えてる感じ。一応本Monoのようです。 この時期の解説のライナーノーツにはいろいろな方がビートルズ紹介をしていて、表現やら目の付け所やらが面白いです。G. Martinは最初のオーディション時に『他は良いがドラムが一丁イカサナイ』と考えたそうです。『一丁イカサナイ』とは何? 初回プレス、スタンパー3。良し。
A5 THE BEATLES アナログレコード 7TCE-822-1 3 〄 Ⓕ 2Ketatsuanoeu
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LET IT BE 🇵🇭
フィリピン、フィリピン。 聴き比べ本に載ってたやつや〜、と言うだけで入手してみました。UKマザーを使ってるってことでなかなか重厚な感じ。でも線が細い気が...。 盤の方は、何とレーベル面にコーティングがしてあり、縁はプラモデルのように「バリ」があります。なかなかワイルドです。 ジャケットはシングルジャケット、ペラじゃなく、コーティングなし。写真はUSカウンターフィットを思わせるようなヨゴレがあり、お世辞にも綺麗な写真ではありません。 PARI (Philippine Association of the Record Industry, Inc.)が表記されるようになるのは1972年からということで後発盤のようです。マトは3U/3Uで、PARI表記以前のものは2U/2Uになるようです。 聴き比べ本では、"The Long And..."聴いて「ポール寂しそう」「いつも茹でただけで塩気のない麺しか食べてない子供、的」やら言われようでした。確かに改めて聴くと、この盤に限らずでしょうが、これだけストリングスやらオーケストライズされてるとポールの声がイジけてるようにも聴こえてきます。 フィリピンと言えば、あのマルコス事件が有名。にも拘らず、UKマザーを使いながらしっかりしたレコードを作っていたのでした。 https://youtu.be/X0TXhdY-elM?si=6mDosdNgcoclvLTb
🇵🇭 THE BEATLES アナログレコード 2 / 2Ketatsuanoeu
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タッグ・オブ・ウォー/ゲット・イット
ご存知(?)アルバムのタイトル曲。 とはいえ、当時英米ではチャート53位。う〜ん。アルバムは売れたが、シングルは? アルバムだと2曲目と繋がっていくのですが、シングルは(当然)そのまま終了。やっぱり違和感あります。 が、B面曲にカール・パーキンスがフィーチャーされているのは特筆すべきでしょう。ビートルズ時代によくカバーしてますよね。 ピクチャースリーヴ、裏面は"TUG OF WAR"ロゴに綱引きのイラストあり。 PV。綱引き動画集。G. Martin出てきます。 https://youtu.be/r4DeGDMPJ94?si=mlcFaTSqylZ6r0HT 追記 東芝ポール全タイトル制覇まであとひと〜つ。
2-Z THE BEATLES アナログレコード R-6057-A 1S 2 〄Ketatsuanoeu
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別れの時 / 子供に光を
アルバム「ロンドン・タウン」からのシングルカット、第?弾。あ、第2弾だそうです。🇬🇧盤ジャケは確か目玉だらけのやつじゃなかったでしょうか。 ロンドン・ブリッジのレーベル、左開きインナースリーヴ。中心メンバー3人からなるジャケット写真。 ...売れてなさそうです。当時チャートでも低そうだし。「だから何?」とポールだったら言いそう。 タイトル曲はなかなか軽快で良いです。Boogie調でポール節だなぁ。が、何故タイトル名が「別れの時」? https://youtu.be/FV_H2J5RZ1s?si=kNQTIOSg1O81yakE
8-6 THE BEATLES アナログレコード X-94794-S 1S 4 〄Ketatsuanoeu
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真空パック (見本盤)
シナロケの2ndアルバム、ラップジャケット帯付き初回グレーディスクさらには見本盤です。 「シーナ&ロケット」名義なんですが、 "Sheena & the Rokkets"、カタカナ表記では 「シーナ&ロケッツ」 「シーナ&ザ・ロケッツ」 「シーナ&ザ・ロケット」 といろいろあって大変です。因みに1stは「鮎川誠&シーナロケット」名義です。 YMO全面協力で、プロデュースから曲提供、演奏まで関わってます。というか、YMO色濃厚です。シンセ入れるとそうなりますかね。が、この時代のパンク、ニューウェーブそしてテクノに上手く乗っかって、ポップな楽しい仕上がりになっています。中々良いです。 A面"You May Dream"などポップな曲の中、Les Paul Customが唸ってます。B面はRock色が強いでしょうか。The KinksやJ.B.のカバーも演ってます。 https://youtu.be/VHE9239msVw?si=qLb5aTPqfUmOQ_GY そして1/29、また1人ギターヒーローが逝ってしまった日でもあります...
アナログレコード テクノ ニューウェーブ ALR 6023A 112 + DJ ®️〄Ketatsuanoeu
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アビイ・ロード (国内最終盤)
最終の東芝国内プレス盤です。 これ以降の国内で発売されるものは輸入の国内販売盤になります。東芝カッティングが有終の美を飾るのか⁉️、気になって手に入れてみました。 ふむふむ、表ジャケを見ると、横断歩道の四角いマンホールが見えるようになってます。ジャケット裏記載の曲順が訂正されています。レーベルには"Her Majesty"はない模様。リンゴの色、形も今までに無いモノに変えられてます。 また裏面には、 "This album has been direct metal mastered from a digitally re-mastered original tape to give the best possible sound quality." 所謂DMM仕様とのこと。 聴いてみると...うん?サ行のノイズ、ヒスノイズが耳につく〜、全体的に騒がしい〜。低音がそこまで入ってるとは思えない〜、特にポール。私見としてはEAS盤の延長な気がしました。デジタルマスターを使ってても、やっぱり東芝カッティングなんですかね。しかしホントにDMMなの? https://youtu.be/IHTQV1nw82g?si=OCPx6Y7pVIPjVrCm
🇯🇵 THE BEATLES アナログレコード TOJP•60142A / TOJP•60142BKetatsuanoeu
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ABBEY ROAD (50th Anniversary)
2019年50周年記念Remix盤。 こういうものはCDで聴くべし、というのが持論なのですが、そこは聴き比べたいのでついつい。 ダークなのか何なのか、深いグリーンアップルレーベル。しかし盤面が鏡のようにツルツルっぽくて反射が凄い(擦り傷多数ですけど)。ズッシリ重量盤。 ジャケットは以前のリマスターあたりからの箱みたいな作りのもの(なんて言うのか分かりませんが)。色合いについてはデジタル的な着色ですね、50年後の解釈。オリジナルほどに自然ではない。因みにポールのタバコの煙(影)もありません。 Mixingの結果、ブートの音源みたいなのが散りばめられてる感じですかね。オリジナルとの違いを見つけながら聴くとまた楽し。 一番印象的なのが"I WANT YOU"エンディング、リフレインの入りのとこです。"She's so"が「せぇの」みたいになって、漫然とリフレインに突入していく様に笑ってしまいました。 賛否いろいろありますが、こういう新しい解釈もありかと。充分楽しいと思います。 https://youtu.be/wNL6bd7SpDE?si=TyCDNSo5PlL6rMT-
🇪🇺 THE BEATLES アナログレコード MILES. ABBY ROAD ½ SPEED.ROOM 30 BJ75098-01 A1 7731512Ketatsuanoeu
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MAGICAL MYSTERY TOUR (🇬🇧 reissue)
♫ろーらー、ろーらっぱざみすてりとぅぁー♫ 1976年に英国でひっそりとリリースされたLPです。EMI〜リム、UK初盤になります。discogsさん的にはリイシュー扱いなようで。 50年近く前のものの割にはピンピンです。ブックレットがジャケットの背からステープラーでガッチリ留められているのが印象的。大胆です。 🇺🇸だの🇬🇧だの、MonoだのStereoだの、EPだのLPだの、考えてたどり着いたのがコレです。 B面の最後3曲が擬似ステレオなのは残念ですが、H.T.Mossカッティングによる良い仕事で、A面だけでも溌剌とした良い音です。オマケにEPみたいにひっくり返したり、盤交換しなくてもいいし。 stereoも曲によっては良いなぁ。 https://youtu.be/ovoGd5y8dpQ?si=5EaDwZHxL0EHZekS
🇬🇧 THE BEATLES アナログレコード 3 OM / 2 MRKetatsuanoeu
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BLOW BY BLOW
UKイエロー・レーベル初盤。邦題『ギター殺人者の凱旋』。所謂クロス・オーバーの先駆けと言われてます。ギター・キッズの為のアルバムと言っても過言ではありません。 John McLaughlinに触発され、やろうとしていることはMahavishnu Orchestraそのものだったりしますが、そこはギターでJeff Beck色をきちんと出しています。やっぱりRockなんですよねー、Jazz寄りにならない。 1曲目はUK盤では”It doesn’t really matter”。他国盤とはタイトルが違います。曲名が決まらなかったらしく、ジャケ裏面には曲名がありません。いやぁ、この曲からしてカッコイイのです。 そしてハードな変拍子が心地よい”Scatterbrain”。それと畳み掛けてくるような”Freeway jam”。割とライブの定番かと。 最後の曲ではGeorge Martinのオーケストレーションが素晴らしいです。 どの曲もリズムを取りたくなって体が動いてしまいます。車で聴くと尚良い🙆。 リズム隊が良いんです。Jeff Beck Groupん時ほど著名なミュージシャンではないですが。 思い入れがあるんで長くなってしまいました。さあ皆さんでscatterbrain! https://youtu.be/ciEXu13EHiU?si=fH5LnTzIYUfngaWz 追記: 1/10はJeff Beckの命日でした。それを惜しむ為の投稿でした。
🇬🇧 アナログレコード EPC S 69117∙A1 / EPC S 69117∙B1 JEFF BECKKetatsuanoeu
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イエロー・サブマリン/エリナー・リグビー
オデオン黒盤。 安価だったのでついつい。 あとジャケ買い。日本公演ですね。シングル発売の時期と近かったからでしょうか。 写真は"If I needed someone"ですね。ジョージが12弦持って、7フレットにカポしてる。観客に手なんか振ってるとこです。 写真といい、字体といい、いい味が出てると思います。 しかし「エリナー...」はポールの声が遠い。 ジャパニーズ・ダンス・バージョン https://youtu.be/3DNVtnOV0pQ?si=ke8N7xTmPfyunxIl
H6 THE BEATLES アナログレコード XEX-605-6 6 〄Ketatsuanoeu
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RED ROSE SPEEDWAY 🇺🇸
🇺🇸Capitol, Los Angelesプレス盤。 ハイパーステッカー、点字付きゲート・フォールドの見開きジャケット。ブックレットも付いてかなり豪華な作り。お姉さんの写真もあります。シュリンクはありません。 本当はWinchesterプレスが欲しかったのですが...。 名曲"My Love"のおかげもあって米国チャート1位になりました。Wingsとしては、やっと売れた、という感じでしょうか。"Wings"では売れなかったので、"Paul McCartney &..."を付けよ、と言われたとか。 US盤はメリハリがあっていいですね。ポールお得意のメドレーを取り入れた曲があったり、中々凝った作りで楽しめます。が、スルメですかね、噛めば噛むほど...。この次回作が凄すぎるのでやっぱり地味ですかね。 という訳で、♪ま〜いら〜だずぃっぐ〜♫ https://youtu.be/A5g9ZwxFKdg?si=jrMvMDpZwnCgiXXr
Capitol Records Pressing Plant, Los Angeles THE BEATLES アナログレコード SMAL-1-3409 Z4 ✲ STERLING LH 3Ketatsuanoeu
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GET BACK/DON’T LET ME DOWN
♬げば〜、げば〜 やっと入手しました、清水舞台的に。 Beatles最後のUKモノシングル。🇺🇸や🇯🇵はステレオなのに。🟦盤やコンピレーション盤でステレオに慣れてたので、新鮮この上ない!コレは買いですね。飛び降りてよかった😭。 また映画「GET BACK」での録音シーンも浮かんでくるようです。G. Martinプロデュースではありません。そして"THE BEATLES with Billy Preston"ですね。 裏面の"DON'T LET ME DOWN"も同様で、コレまた良い。 ♪どーん、れっみー、だーぁん
🇬🇧 THE BEATLES アナログレコード GRR / GRPKetatsuanoeu
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RUBBER SOUL
写真拝借。こうして検盤されて、数十年かけてキズだらけになり、我が家へ...。 マト1ラウドカットは無理です。手に入れるには生活の次元が。庶民はマト4ゲットがやっとです(しかもローマン体)。でもコレはコレで迫力満点!"Norwegian ..."、"What Goes On"なんかラウドを彷彿させる気がします。(聴いたこたぁないけど)。ポールの変態ベースラインが唸ります。 ジャケットもしっかりしてるので、まぁ満足してます(スリーヴがオリジナルではなかったですが)。 前作とは趣向がガラリと変わり、アルバム的には曲づくりでの転換期にあたるとよく言われます。国産EAS盤聴く上ではあまり好きなアルバムではなかったのですが、Monoを聞いて考え変わりましたね。 コレいいですよ。ホントに。
🇬🇧 THE BEATLES アナログレコード RAG / RORKetatsuanoeu
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ワンダフル・Xマス・タイム/赤鼻のトナカイ(レゲエ・バージョン) ②
再発盤。クリスマスソングの定番...ではないですが、雰囲気、雰囲気。たまに街中で耳にします。 ビング・クロスビーを意識したようなデザイン。何故ジャケデザインを変えてまで再発したのでしょうか?UKなどのオリジナルに合わせた、ということなのでしょうが。 日本オリジナルと比べてマザーやスタンパーは進んでいないようです。またプレスマーク見ると、リリースしてほんの1年でデザイン変えたようです。う~ん。 シンセだけで作ったであろう、シンプルだけど耳に残る、ポールらしさが出てると思います。 カイリー・ミノーグもカバーしてます。 https://youtu.be/9ZSYhXO10Ps?si=T_ux0vvUWhVf3RUx
0-Y THE BEATLES アナログレコード 1S 23 〄 / 1S 24 〄Ketatsuanoeu
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“SHE LOVES YOU”/”I’LL GET YOU” 🇺🇸
♬Yeah, Yeah, Yeah〜 Swanレーベル"She Loves You"。 Vee-Jayで1枚目2枚目シングルが売れず、CapitolではYeah,Yeahが気に入られず、んでSwanで発売されやっと米国でNo.1になった、というのはよく知られた話。 黒レーベルなので1位になった64年の再発です。元々はピクチャースリーヴ付きだったようですね。付いてたであろうスリーヴの写真を見ると、日本盤と同じフォトセッションのものだったりします。 "Don't Drop Out"表記なし。"Gil Music Corp. BMI"が3行表記。"Mastering Reco-Art Phila."の機械刻印があります。この時期はカウンターフィットも出回ってるようです。 ハイハイ、雰囲気、雰囲気。 https://youtu.be/uDv-ihWLrqs?si=0W0XGhCzE8ZbGxMd
THE BEATLES アナログレコード S-4152-S I A5 MASTERING RECO-ART PHILA S-4152-I-1 A0 I MASTERING RECO-ART PHILAKetatsuanoeu