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MP-36 「デストロン破壊大帝 メガトロン」
マスターピース「MP-36 デストロン破壊大帝 メガトロン」
ついにメガトロン2.0が発売。
MP-10以降のアイテムと絡めるにはサイズやデザイン、クォリティ的にもMP-05は厳しくなってしまったので
仕切り直したマスターピースシリーズで待望の破壊大帝が発売されたのは嬉しい限りです。
とはいえ昨年あたりからの路線変更に不安、不満を感じながらメガトロンも画像が出回ったときは不安のほうが大きかったです。
レーザーウェーブではエンブレムをこれまでのデザインのものとアニメデザインのものをシールによる選択式という最悪な方法で
迷走した中で今回はアニメデザインのエンブレムでのプリントとなり、これをもって明確にMP-10からMPシリーズを立て直した流れを断ち切ったように思えます。
これまでならシルバー塗装で仕上げてきたであろうメガトロンのボディを今回はグレー塗装にしたことからもそれを感じます。
まあ、それならそれでもいいんですがやはり納得いかないのはこれまで集めてきたアイテムと並べたときに違和感が発生してしまうこと。
現在WEB限定とはいえ旧コンセプトのアイテムを仕様変更版をまだ売っているにもかかわらずです。
ただ今回の新しいMPメガトロン自体はかなり気に入っていて、前述の「これまでのアイテムとの違和感」を考えなければ
ここ数年でもトップクラスに気に入ったアイテムなので、これまでのキャラもこの路線で出しなおすというならまあ・・・
とも思いますが、また買い集めるのも大変なのでもう少し何とかならなかったのかなあ・・・という思いです。
変形ギミックは各所でも言われてる通りかなり複雑ですが、個人的にはMP-05の難しさとはまた違ったベクトルでの難しさで
MP-36のほうがストレスという部分ではMP-05よりは少なかったです。
ガンモードはロボットモードの素晴らしさに比べ妥協せざるを得ない部分があり、
それを「ワルサーではなく、アニメでメガトロンが変形する銃なんで」と言ってしまったのはこれまでのMPシリーズの流れからすると
ちょっとどうかなあ・・・と思わなくもありません。
(じゃあ今後マイスターとか出すときも同じこと言うの?的な不安が・・・)
ロボットモードは一部分割線が気になる箇所や、可動時に出来てしまう隙間や背面の処理など気になる部部もありますが
素立ちで立たせておくだけでこれだけ絵になるのは変形可能な立体物としては本当にすごい。
可動範囲は無茶な部分もあれど、取らせたいポーズはほとんど再現可能で
かつ可動部のクリックの具合も心地よく、この複雑な変形機構を仕込んだアイテムで
動かす際のストレスがほとんどないというのはすごいの一言です。
不満な部分もあれど、それ以上に気に入ってしまった部分が上回ったという感じなので
個人の評価としてはマスターピースシリーズのアイテムの中での上位に入りますね。
もう1体買っておきたいと思ったMPは初めてかも。
ただどうせならシルバー塗装でこれまでのデザインのエンブレムにしたバージョンを出してくれれば言うことはないです(^^)。
とにかく写真を撮っても撮っても飽きないアイテムでした。