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表現の自由を守る会フォーラム
福岡コミックライブ19 同人感謝の日2021&表現の自由を守る会フォーラム
赤松健先生
瀬口たかひろ先生
以前から漫画家の為に様々な活動をされている赤松健先生ですが、近年は漫画表現規制問題に取り組まれ政治家の山田太郎参議院議員と行動を共にされています。
その関係で今秋は東京を皮切りに全国の同人イベントへ参加され、その後にフォーラムを開催して下さってます。
大好きな赤松先生が大好きな漫画の危機的状況を考えるフォーラム、これは参加せねば!
当日朝開場前から並ぶ。イベントの規模や時勢を考えるとそこまでする必要ないかもだけど福岡の前に参加された池袋サンクリは即完売だったみたいで念の為。
先生のブース前は開場即行列が。配置を行列出来る前提の場所にした運営さんGJ!同人誌を売りながらも隙を見てサインに快く応じる赤松先生。私も無事同人誌にサインを頂けました。
開場して同人誌を確保しサインを頂くまで時間つぶしをしてたのですが、途中で来られて先生の隣に座られる方が。
凄っっく山田議員に似てるのだけどマスクでよく分からない、今日山田議員フォーラムはリモート参加の予定だし政策秘書の小山弁護士かな?
1時間程で山田議員そっくりさんは退出。後に赤松先生のツイートでやはり山田議員だったと知る。せっかく山田太郎事務所FANBOOKの方にサイン頂いてたので山田議員のご署名も欲しかったorz
閉会後はホールから会議室に移動して表現の自由を守る会フォーラム。ゲストは漫画家の瀬口たかひろ先生。
冒頭はつかみで漫画の話題。同時期に少年誌で美少女漫画を連載していた為にお互い意識していたとの事。
瀬口先生『オヤマ! 菊之助はマガジン連載の某恋愛漫画みたいのやらない?と編集さんから提案してもらって始まった』
赤松先生『あの漫画ラブひな始めたら人気無くなって駆逐したみたいに』
赤『ネギま!も最初は菊之助方式で1話1ヒロインにしたかったけど担当がクラスメイト全部出せと』
瀬『第一話でクラス全員出てたのであれには本当にびっくりした』
話題は徐々に規制関係へ。
94年の児童ポルノ規制法時は自民が法案成立を強行に目指したので野党に成立を阻むのを要請したが、今の情勢はあの頃と全く逆で自民に規制派なんていない、こんな事になるとは考えもしなかったとの事。
フォーラム直前に炎上した温泉むすめも話題に。
赤『ラブひなのモデルとなった温泉地のキャラもいるので余計気になる』
瀬『オヤマ!菊之助はクレームなかった』
赤『ラブひなはクレームないどころか中学生が脱いでるのに海外から絶賛が「我が国では出来ない」って』
瀬『クレームは無かったが都庁には呼ばれた、3回呼ばれると逮捕って噂が』
他にもお二人の漫画制作等の裏側が赤裸々に暴露され大盛り上がり。
第一部終了で瀬口先生退出、第二部は山田議員と赤松先生の活動のコメンタリー。
スライドを使って政策秘書の小山弁護士による説明、さすが弁護士説明上手で分かりやすい。
活動年表、男女参画の表現ガイドライン、ゲーム依存症、匿名表現などなど。
特に匿名表現に関する話題は本当に面白く、また行政の闇が垣間見え興味深かったです。
第二部終了で山田議員がリモート参加しての質疑応答。
山田議員は近くのホテルに部屋をとって国際会議にリモート参加していたとの事。
4人程が質問されてましたが『びっくりするほど穏やかな質疑応答』との事。普段どれだけ荒れてるのか気になるというか怖いというか…
閉会後は赤松先生サイン会。
瀬口先生は第一部終了後退出された際に描いて頂けたようで帰り際に赤松先生のサインと一緒に渡される。
今までざっくりとしか知らなかったけど、改めて赤松健先生と山田太郎議員がとても大変な思いをしながらも漫画を始めとしたサブカルの未来の為に戦って来られたのだなと知り本当に感謝です。
これからもよろしくお願いします。
赤松健先生、瀬口たかひろ先生、山田太郎議員、関係者の皆様、コミックライブ関係者の皆様ありがとうございました。