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作者不明_志野_窯印
何と書いてあるか不明
志野笹 九百家
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作者不明_黄瀬戸_掻き銘
「よ」だと思われるが、作者が分からないので何とも言えない。
黄瀬戸笹 九百家
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川原陶斎01_窯印
「御砂焼」「陶斎」
御砂笹 九百家
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撮影機材10_撮影風景
最近の茶碗撮影はこのように行っている。 窓は遮光幕によって塞ぎ、安定しない自然光は遮断している。その上でLEDライトで照らす。カメラはPCに接続し、PCからの遠隔操作でシャッターを切る。これによってPCモニターの大きな画面で見て、細かなアングルをコントロールしながらの撮影が出来、またカメラ本体のシャッターボタンを押す事による微振動もなくなる。三脚は振動の収束が早いカーボン製を使用し、雲台はアングルを細かく調整できるギア雲台を使っている。 撮影の度にこうした設営を行うのは面倒ではあるが、ここまでしないと安定して均一な一連の写真は撮影出来ないので、仕方ないと思っている。
撮影機材笹 九百家
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撮影機材09_OM-D E-M1X
新たに導入したOMDS(旧オリンパス)製「90mmマクロ」は手持ちのカメラ「E-M5m2」と「E-M1」ではカメラ内深度合成が出来ないため、このレンズで深度合成が出来るカメラとして購入したのが「OM-D E-M1X」(2000万画素)。2023年5月頃に中古で購入。このカメラの初出は2019年。これも発売当時の最上位機種で、当初の新品価格は30万円越えであったが、販売終了後の良品中古価格は1/3以下まで下がっていた。たった数年でこれほど価格が下がったのは、マイクロフォーサーズ規格のカメラとしては唯一の縦グリップ一体型の大型筐体が、小型軽量好きのマイクロフォーサーズユーザーに敬遠されてしまったからなのかも知れない。しかしながら、各性能・機能は非常に高く、その大きさ・重さを許容出来るなら、非常にコストパフォーマンスが良い。私が茶碗を撮影する場合、「E-M5m2」でも「E-M1」でも縦グリップを付けた状態で三脚に乗せて使用するので、「E-M1X」の大きさ・重さには全く抵抗がない。ただ、この機種は画素数が手持ちカメラの中で最も多いが、撮った写真を最終的に縮小してSNSにアップすると、画質的に「E-M5m2」や「E-M1」と変わらない結果となってしまう(写真三枚目)。この機種ではカメラ内深度合成の合成枚数が増やせるといったメリットが私にとってあるが、そういった事をせずに普通に撮った写真をSNSにアップするだけなら、これ程の高機能・高性能機種は、実は必要ない。
撮影機材笹 九百家
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撮影機材08_マクロレンズ
茶碗の窯印等を大きく写すのに使っているのが、これらのマクロレンズ。今は4本所有。手前向かって左から「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」(フードは社外品)、「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」。奥が「M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO」(三脚座は社外品)。「30mmマクロ」は最大撮影倍率1.25倍という事で、大きく写せるのは良いが、大きく写す際にレンズ先端と被写体との距離が非常に近くなってしまい、照明の当て方が難しい。「45mmマクロ」は、「30mmマクロ」より距離が取れるのは良いが、これだけパナソニック製なので、これを使ったカメラ内深度合成が出来ない。それで結果的に最も使用頻度が高いのが「60mmマクロ」。これは最大撮影倍率1倍という事で、そこまで大きくは写せないが、被写体との距離が取れ、且つ当然カメラ内深度合成に対応しているので使いやすい。奥の「90mmマクロ」については、この項を書いている時点では買ったばかりで、まだ茶碗の撮影には使っていないが、90mmという望遠で被写体との距離が更に大きく取れる点と、最大撮影倍率が2倍と非常に大きい点、当然カメラ内深度合成に対応している点から、今後のマクロ撮影の主力にして行こうと思っている。ただし、この「90mmマクロ」は手持ちの古いカメラ「E-M5m2」と「E-M1」ではカメラ内深度合成が出来ないので、もっと新しいカメラが必要。そこで、このレンズでカメラ内深度合成が出来るカメラを購入する事にした。
撮影機材笹 九百家
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撮影機材07_望遠ズーム
標準ズームの所で少し触れた望遠ズームが、この「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」。良く使う焦点距離50mm近辺を余裕でカバーし、「E-M1」でも「E-M5m2」でもカメラ内深度合成が出来る。ただ、大きく重いので取り回しが良くない。このため、後に標準ズーム「12-100mm」を買い足したのだが、それは「E-M1」ではカメラ内深度合成が出来ない。それで「12-100mm」は「E-M5m2」専用とし、こちらは「E-M1」専用で使う事とした。これで2台のカメラを併用しつつ、一々レンズの脱着をしなくて済むようになった。また、このレンズには三脚座が標準で付いて来るのも良い点で、これを上向きに装着すると、カメラを上下逆にする事なく上から吊るし、広角ズームの所で掲載した室内の茶碗の写真のような超ローアングルな撮影がしやすい。
撮影機材笹 九百家
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撮影機材06_標準ズーム
持っている標準ズーム3本。向かって左から「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」。「14-150mm」は「E-M5m2」を購入した際にキットに含まれていたレンズ。茶碗の撮影に一時期使っていたが、カメラ内深度合成に対応していないレンズのため、フォーカスブラケット撮影した後に社外品の現像・レタッチソフトを使って深度合成をしなければならず、手間がかかり、且つ合成が上手く行かなかった際に再度撮影作業を一からし直さなければならないという面倒臭さがあった。この問題を解決するために購入したのが「12-40mm」で、これはカメラ内深度合成に対応しているため、撮影作業中に深度合成が出来、撮影&現像作業が格段に楽になった。ただ、望遠側が最大40mmだと、被写体とカメラの間の距離が短くて、狭苦しい撮影環境となってしまう。それで、もっと望遠のズームを購入したが、それは大きく重いため、それはそれで然程快適な撮影とはならなかった。そして、これらの問題全てを解決するための導入したのが「12-100m」。このレンズを使う事によって、これまでで最も快適な撮影作業が出来るようになった。ただし、手持ちの「E-M1」は、このレンズを使ったカメラ内深度合成に対応していないため、このレンズはもう一つの「E-M5m2」専用で使う事とした。「E-M1」では先の望遠ズームを専用で使っている。
撮影機材笹 九百家
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撮影機材05_広角ズーム
持っている広角ズームレンズ。向かって左は「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」、右が「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」。将来的に茶碗のある室内風景を撮ろうと思って購入したが、そういった写真の構図に悩み、どちらも未だ本格的には使用出来ていない。個々の茶碗の美しさにフォーカスしつつ、部屋の雰囲気も取り入れるという写真を目指しているが、どうもピンと来る構図に辿り着けない。尚、物撮りで私が多用しているカメラ内深度合成に対応しているのは「7-14mm F2.8 PRO」の方だけなので、本格的に使うとなると、そちらになりそう。写真二枚目は「7-14mm F2.8 PRO」の焦点距離7mm側で撮影したもの。茶碗の元の形が分からないほど歪んでいるので、このままでは使えない。一方、三枚目は同レンズの14mm側で撮影したもの。微妙に歪んでいるが、使えないほどではない。ただ、焦点距離14mmで写すのであれば、もっと使いやすい標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」で事足りてしまう。結局、広角ズームレンズというのは、大きくはない「物」の記録写真を撮るのには適していないのかも知れない。
撮影機材笹 九百家
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撮影機材04_OM-D E-M1
先に買った「OM-D E-M5 MarkII」のモニターがバリアングル式で使い難かったので、チルト式液晶モニターである「OM-D E-M1」(1600万画素)を2021年初春頃に中古で購入。この機種のブラックモデルは2013年初出(このシルバーモデルは2014年)。当時のオリンパス製ミラーレスカメラとしては最上位機種であるが、撮像素子自体は2年後に発売される「E-M5m2」と同じ。しかも、モニターの形式は私の好みであるものの、その他の使い勝手は後発の「E-M5m2」の方が微妙に良い気がする。撮れる写真についても、微妙な違いがあるようにも感じるが、殆ど同じ品質に見える(3枚目)。このため、新たに入手した意味が殆どなかった。ただ、せっかく買ったのだし、能力的に劣っている訳でもないので、現在は「E-M5m2」と交互に使うようにしている。幸いバッテリー等の周辺機器は「E-M5m2」と殆ど共通なので、併用がしやすい。尚、この写真ではバッテリーグリップを装着している。また付けているレンズは、茶碗の窯印等を大きく写すために使う「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」。
撮影機材笹 九百家
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撮影機材03_OM-D E-M5 MarkII
更に良い写真を撮るために購入したミラーレス一眼カメラ・オリンパス(現OMDS)製「OM-D E-M5 MarkII(限定ガンメタカラー仕様)」(1600万画素)。2020年初夏に中古で購入。この機種の一般カラー仕様の初出は2015年。ここで装着しているレンズは、このカメラで使う事が多い「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」。また、カメラには増設グリップとバッテリーグリップ(縦グリ)を付けているため、レンズが大きめである事もあり、本来コンパクトなカメラが大きく見える。このカメラにはカメラ内被写界深度合成機能があり、ピントが合っている範囲をかなり自由にコントロール出来る。このため、三枚目の写真のように、茶碗正面だけでなく、奥の見込み側までピントが合っている写真を撮る事が出来る。更に、このカメラでは、PCを接続し、大きなPC画面でこれから撮る写真の状態を確認しながら、PCからの遠隔操作で撮影出来るので、画角や露出などの細かいコントロールがしやすくなった。これで自分としては満足できる写真が撮れるようになった。
撮影機材笹 九百家
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撮影機材02_COOLPIX B500
前のデジカメの調子が悪くなったので、2020年春頃に新品で購入したNikonのコンデジ「COOLPIX B500」(1600万画素)。この機種自体の発売は2016年。写りも良いし、今では珍しい単三乾電池駆動のカメラなので、今でも使っている。但し、茶碗の撮影で使うと細かい所に不満が出て来て、結局今は茶碗以外のライトな撮影でしか使っていない。 三枚目の写真は、今と同じ周辺機材と現像・レタッチソフトを使って撮影・現像した写真。これでも悪くないと思うが、例えば被写界深度の関係で茶碗の奥の見込み側までにはピントが来ておらず、茶碗の全部を一枚の写真で表す事が出来ていないなど、なまじ良い写りなだけに細かい不満が出る。また、手振れを防ぐためにリモートシャッターを使いたい所だが、有線リモートシャッターがオプションとして存在せず、且つスマホを使った無線リモートシャッターが可能ではあるものの、それだと画角以外のカメラの設定が全てオートになってしまい、自分では決められなくなるという不便さがある。
撮影機材笹 九百家
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撮影機材01_QV-2300UX
茶碗ブログの最初の頃(2020年初頭ぐらいまで)に使っていたデジカメ(200万画素)。2000年頃に購入。シャッターの調子が悪くなるまで使った。今回、照明等の周辺機材を現在使用中の物にして撮影し、且つ今使っている現像・レタッチソフトを使ったが、写真の仕上がり具合(3枚目)は今一つ。とは言え、ブログに掲載する小さな写真のレベルでは、これでも可か?
撮影機材笹 九百家
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浜田純理04_掻き銘
五寸角皿の掻き銘。「てト」? 「てく」? 茶碗の掻き銘と異なっているように見える。
黄瀬戸笹 九百家
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浜田純理04_五寸角皿
抹茶を頂く際の菓子等を載せるためだけに使用している浜田純理の五寸角皿。
黄瀬戸笹 九百家