ファミリーりょこう サロンカー

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1984年〜1987年に発売されていた車両であります。
1980年代に突入すると国鉄は財政難を理由に新車開発には消極的となり、モデルにする車両が無い事からトミーは「ネタ切れ」状態となってしまい、特に1983年〜1984年の間プラレールは「冬の時代」と呼ばれる生産数が極端に少ない時代に突入してしまいます。
当該車両はそんな冬の時代唯一の新規金型の車両でありまして、同世代の車両に165系金型を使用した『おどりこ号』や『通勤特急』等明らかな手抜き車両が多く蔓延る中、当該車両はEF65金型の流用品ではあるもののプラレール唯一のEF64が牽引機として抜擢されている他、付随車の12系客車にはプラキッズのご先祖様であるファミリー人形を乗せて走らせる事が出来るというギミックがあり、とても冬の時代とは思えない程の完成度の高さであります。

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