-
ミリオンダラー・ベイビー
Million Dollar Baby オチは、そうするしかないのかなぁ。いや、そうすることによって、一瞬の命が輝くって言い方もあるけど。何やら奇跡が起きて四方丸くおさまったらここまでヒットはしなかったろうけど。 パンフレットは左開きの製本タイプ。写真と、細かい字がびっしりの内容が濃い一冊。ページのあちこちから山田康雄の声が聞こえてきそう。(と、思ったが、この作品ができたころにはとっくにお亡くなりになってる。人間の記憶がいい加減なもんだ)
開拓史 監督 クリント・イーストウッド 700円 映画館BLACK
-
硫黄島からの手紙
Letters from Iwo Jima 『父親たちの星条旗』とあわせて鑑賞したい一本。圧巻は押し寄せる米艦隊。「海が三分に船七分」がリアルに再現されてます。逃げるところもない狭い島での絶望感といったら。逆に、合衆国側は勝ち戦間違いなし。でも。 パンフレットは製本タイプ。カラーページもあるけど、ちょっとセピア調に振ってます。白黒の役者の写真は迫力満点。 嵐の二宮氏、目力すごい写真を載せてもらってます。クリント・イーストウッドのお眼鏡にかなっただけのことはあるな。
太陽の帝国 監督 クリント・イーストウッド 700円 映画館BLACK
-
父親たちの星条旗
原題: Flags of Our Fathers 「合衆国側」からの硫黄島攻略戦。勝ったほうは勝ったほうで「万々歳」ではなかった、という話。 この後の「硫黄島からの手紙」と二本で一組の映画。もちろん単体でも面白い。 パンフレットはきっちり製本タイプ。表紙はもちろん、その「写真」。中身も写真と文字情報を静かに情報を伝える構成。「なぜ米軍が硫黄島を欲しがったのか」についてもきっちり書かれてる。 表紙をめくったところに「目次」がある。つまり「読んでください」という、メッセージだな。
太陽の帝国 監督 クリント・イーストウッド 700円 映画館BLACK
-
チェンジリング
Changeling アンジェリーナジョリー×ダーティハリー、という組み合わせからは想像できないくらいの重い映画。面白いけど、メンタル的にきついものがある。面白いけど。 パンフレットは普通のサイズだけど、大きな写真と凝らないレイアウトで読みやすい。なんといってもパンフの表紙にこの映画の全てが詰め込まれてる。素敵。
開拓史 監督 クリント・イーストウッド 600円 映画館BLACK
-
グラン・トリノ
Gran Torino クリント・イーストウッドも引退しそうで引退しないなあ。いや、引退して欲しくないけど。クリストファー・リーみたいに吸血鬼じゃないんだから、あんまり無茶しないで欲しい。 それはそれ。共和党員たるイーストウッドが、「アメリカってこんな国なはずだろう!」と作った一品。ストレートなのに丁寧。惚れます。 パンフは横長。製本してある。表紙は男と車と銃。それをどう使って物語りにするのかは、自分の目で見ろ、とイーストウッドが語りかけております。
開拓史 監督 クリント・イーストウッド 800円 映画館BLACK
-
スペース カウボーイ
原題:Space Cowboys ダイスキな一本。とにかくジジイがかっこいい。同じ「宇宙で自分探し」なら、このくらいエンタメに落とし込んでくれなくちゃ。 パンフレットも、ほら表紙がかっこいい。キャストスタッフ全員掲載が素敵。クリントイーストウッドについて6ページさいて「小事典」載せてる。主演の4ジジイについては、それぞれ別のライターが、いかにそのジジイがかっこいいかについて熱弁ふるってる。パンフレットだけでも魅力的。
いろいろ刻んだシワの数 監督 クリント・イーストウッド 700円 映画館BLACK