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ミリオンダラー・ベイビー
Million Dollar Baby オチは、そうするしかないのかなぁ。いや、そうすることによって、一瞬の命が輝くって言い方もあるけど。何やら奇跡が起きて四方丸くおさまったらここまでヒットはしなかったろうけど。 パンフレットは左開きの製本タイプ。写真と、細かい字がびっしりの内容が濃い一冊。ページのあちこちから山田康雄の声が聞こえてきそう。(と、思ったが、この作品ができたころにはとっくにお亡くなりになってる。人間の記憶がいい加減なもんだ)
開拓史 監督 クリント・イーストウッド 700円 映画館BLACK
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チェンジリング
Changeling アンジェリーナジョリー×ダーティハリー、という組み合わせからは想像できないくらいの重い映画。面白いけど、メンタル的にきついものがある。面白いけど。 パンフレットは普通のサイズだけど、大きな写真と凝らないレイアウトで読みやすい。なんといってもパンフの表紙にこの映画の全てが詰め込まれてる。素敵。
開拓史 監督 クリント・イーストウッド 600円 映画館BLACK
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チョコレート
Monster's Ball 原題↑では、何のことか判んない(ポケモンか?)。「チョコレート」とつけてくれた人に感謝。 パンフは、表紙と裏表紙が、白い半透明の紙。「白」をめくって、中身に触れられるという、なかなかに映画の内容にリンクしたつくり。裏表紙も同じだけど、「白」をめくったところに書いてあるのは、ハルベリーのアカデミー賞受賞式でのスピーチ。これもまた、「白」をめくらないと「黒」たるハルベリーに触れられないという、実にうまい構成。 中身もなかなかいいんだけど、滝本何某という評論家の一文がひどい。もちょっと何とかならなかったのか。
開拓史 監督 マーク・フォースター 700円 映画館BLACK
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グラン・トリノ
Gran Torino クリント・イーストウッドも引退しそうで引退しないなあ。いや、引退して欲しくないけど。クリストファー・リーみたいに吸血鬼じゃないんだから、あんまり無茶しないで欲しい。 それはそれ。共和党員たるイーストウッドが、「アメリカってこんな国なはずだろう!」と作った一品。ストレートなのに丁寧。惚れます。 パンフは横長。製本してある。表紙は男と車と銃。それをどう使って物語りにするのかは、自分の目で見ろ、とイーストウッドが語りかけております。
開拓史 監督 クリント・イーストウッド 800円 映画館BLACK