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愛は霧のかなたに
Gorillas in the Mist 邦題がまぁ何だこりゃ。いや、結末まで見ると、ああ、この主人公の愛はどこへ向かってんの? てか通じたの? ってことになるんで、この邦題でもあながち間違いじゃないけど。でも宣伝にはならんよなぁ。 どうでもいいけど、シガ二―ウィーバーって、こういう「人外と交流した挙句、その対象に入れあげちゃってエライコトに」てな話が多いよね。 それはそれ。 パンフは昭和の頃の構成、印刷。当たり前か。まだ平成元年だ。でも、表紙をめくると日本語でスタッフ、キャスト。裏表紙をめくると英語でスタッフ、キャスト。ちょっとかっこいい。パンフレットに載ってる通り、ゴリラとジャングルは(一部を除いて)本物だって。体当たりもいいとこ。 ところで。パンフレットの中でも「事程左様に、ゴリラは危機に瀕しています。募金してね」と訴えてます。なるほど、それが言いたい映画だったか。成功してるぞ。
プロモーション映画 監督 マイケル・アプテッド 450円 映画館BLACK
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スピーシーズ 種の起源
原題: Species デザインがギーガーだからってわけでもあるんですが、これ、リドリー・スコット自ら作った「プロメテウス」と発想が一緒だ。こっちは1995年、プロメテウスは2012年。ああ、別にこの映画に対抗しようとしたわけでもないな。 発想はともかく、映画はひたすら主演のナターシャ・ヘンストリッジの美しいお姿を堪能できます。変身しなくてもいい、とか途中で思っちゃうんだもの。ギーガー、完全に負けてる。 ところが、パンフレットはそのナターシャ嬢の写真少な目。表紙で「おおっ」っと思うも、中身に全然出てこない。もったいない。
プロモーション映画 監督 ロジャー・ドナルドソン 400円 映画館BLACK
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ナイト ミュージアム2
原題: Night at the Museum: Battle of the Smithsonian お、原題には「スミソニアン」って入ってるのか。このシリーズは面白くて大好き。世界中の博物館、美術館の魅力を紹介するのにもってこいの設定だ。中断してるのがもったいない。正倉院まで来てくれたらなあ。 パンフはちょっと小ぶりながら、スミソニアンの収蔵品を(ごくごく一部ですが)紹介。「そういえば、あそこにアレが展示してあったはず!」でピンチを切り抜けるのはこの作品のお約束ですが、スミソニアンならないものはないだろうな。
プロモーション映画 監督 ショーン・レヴィ 600円 映画館BLACK
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ハッピーフライト
HAPPY FLIGHT 人気役者使ってるので見逃されがちだけど、これ、実は旅客機を飛ばすために働く人たちの綿密なドラマだ。パイロット、CAだけでなく、空港やその周辺で働く人にまでカメラを向けてる。空もの好きにはたまらん一品。 パンフレットは、表紙が飛行機の切り抜きになっていて、一枚めくるとその飛行機にはたくさんの「人間」が乗ってるのが判る凝った構成。素敵。
プロモーション映画 監督 矢口史靖 600円 映画館BLACK
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マッドマックス
Mad Max 「ジャンル」に「プロモーション物」って入れたけど、主演のメル・ギブソンだけじゃない。V8インターセプターも、ソウドオフのショットガンも、カワサキの1000も、黒いレザーの上下も、画面に登場する全てのものがカッコイイ。 バットだがしかし。このパンフはかなり謎。(公開当時ではなく、かなり後から友人に譲ってもらったものです) まず、表紙。と表紙をめくったところのイラスト。どちらもヘルメットを被った人物がショットガンを構えてる。この映画の中でヘルメットを被った警官はグースしかいないんだが、グースは短いショットガンを持ってない。いつ作られたイラストだろう? 同様に真ん中見開きのイラスト(永井豪!!)でも、アームプロテクタをつけた人物(グース?)がショットガンを構えてる。ちなみにこの人、腰に拳銃を、しかも逆向きに吊ってる。誰だ? それから、キャスト、スタッフの解説が全くゼロってのも不自然。いくら新人とはいえ、それまでの経歴や年齢くらい載せてくれてもいいような気も。 パンフレットが作られたのは「ヒットした後」なんだから、いくらでも調べる時間はあったと思うんだが。ちなみに例の「撮影中にスタントマンが死亡」はこのパンフレットにもちゃんと載ってる。
プロモーション映画 監督 ジョージ・ミラー 譲渡 不明BLACK
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ミニミニ大作戦
原題:The Italian Job 初代ミニは、その小さいサイズを生かしてドラマに使われたんだが。このリメイク版では新型ミニが登場している。そして、新型ミニは、とうてい「ミニ」とはいえないサイズなわけで。「ミニが活躍する」ドラマとしては破綻してる。 でも、パンフはひたすら新型ミニ推し。そりゃそうだ。裏表紙に書いてあるURLは、www.MINI.jp
プロモーション映画 監督 F・ゲイリー・グレイ 600円 映画館BLACK