1910’s Coca-Cola SS Bottle "York Pa"

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ネックリングが特徴的な1910年代のコカコーラ フレーバーボトル、YORK,PAの紹介です!

フレーバーボトルとは、コカコーラ社製品の中で、コカコーラ以外の飲み物(今でいうファンタやスプライトなど)の使用も想定したボトルで、その歴史は意外と古く、SSボトル最盛期の1900年代から存在しています。

1917年のコンツァーボトル登場以前は、コカコーラ用に使われていたものはスクリプトロゴ、コカコーラまたは他フレーバー双方で使われていたものはブロックロゴのボトルといった感じで用途が分かれていました。(この考え方には諸説あります)

本品はブロックロゴのボトルで、マシンメイドで作られています。
大きな特徴は2点、一つはネックリングと呼ばれる独特なサークルラインがある点です。
サークルラインは1910年代初期〜中期頃のボトルで見かけることが多く、通常のボトルとはまた一味違った雰囲気があります。

二つ目は、このボトルの胴部にスラグプレートを使用するための丸い跡があります。
しかし、このボトルにはスラグプレートを使用していないようで、僅かに薄く本体モールドのスラグプレートはめ込みスペースの跡がついているくらいです。

通常、スラグプレートは多種多様なボトル製造に対応するため、ブランド名・制作地などをスラグプレートで別打ちし、
その他普遍的なボトルの情報(容量標記や製造会社名など)を本体モールドとして使用するのが一般的です。

しかし、こちらは ショルダーにCOCAーCOLA、YORK,PA.と書かれているため、とても不思議な個体です。
もしかしたら、すでに他のボトルで使われていた金型を再利用し、コカコーラの刻印にうちかえたのかもしれません。
(それであればスラグプレートを使う必要がないので)

状態やボトルの質感もよく、なかなか趣深いボトルです!

仕様:王冠栓タイプ
カラー:ライトブルー
年式:1910年代頃
エンボス:COCA ーCOLA BOTTLING.WORKS YORK,PA, CAP7FL OZ D.o.c.83-3 REGISTERD

サイズ:H 約195mm W 約55mm

#コカコーラ #アンティーク #ビンテージ
#瓶 #ボトル

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