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1920’s Pepsi Cola Bottle "Peanut"
1920年代のペプシコーラボトル、印象的な形から、通称”ピーナッツボトル”と呼ばれるボトルです。
1920年代以降、コンツアーボトルに統一・主流となったコカコーラと反対に、ペプシコーラでは様々な形状やデザインのボトルが登場しておりました。これは、ペプシのオリジナルボトル形状がなかなか定まらなかったこと、そして会社経営難の時代背景も大きく影響していたと言われています。
そもそも、ペプシコーラのボトルは19世紀末のハッチンソンの時代〜1910年代まではコカコーラとさほど変わらず、
SSボトルをメインに使用しておりました。(取引のあるメインのボトラーも、コカコーラと同じルートグラスカンパニーを使っていたくらいです)
その後前途の20年代の混乱時期には様々な形状のボトルが現れては一瞬で消えた時代でした。
併せて会社の統廃合が繰り返される中、ようやく1930年代前半に体制が整い始めます。
最初のリスタート時は、オリジナルボトルを作る余裕はなく、巷のビール瓶にラベルを貼って売る手法となりますが、
コカコーラより量が多い!という売り文句がヒットし、ペプシコーラは再び軌道に乗ることができました。
1940年代になると、スワールの有名なデザインのボトルが登場し、ブルー、ホワイト、レッドの3色をトレードカラーとし、
現在のペプシデザインの基礎を作ることとなります。
ということで、本品は1920年代の模索期に生まれたボトルです。
コカコーラですと、1920年代のコンツアーボトルよりも圧倒的にSSボトルの方が貴重な扱いを受けていますが、実はペプシに関してはSSボトルよりもこの年代のボトルが圧倒的に数が少ないため、貴重なコレクターズアイテムとなっています。
(数が少ないもの、デザインが奇抜なものほど希少価値が上がっていきます)
このボトルはそんな変わり種のボトルで、コレクターズガイドなどにも度々取り上げられています。
仕様:王冠栓タイプ
カラー:グリーン
年式:1920年代頃
エンボス: PEPSI = COLA TRADE MARK REG
ベース部 MIN.CONTENT.6 1/2 FLU.OZS DESIGN PATENT PENDING
サイズ:H 約215mm W 約55mm
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