Ferrari 599GTB Fiorano (2006) Hot Wheels Elite Limited Edition 1111 of up to 2006

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Ferrari 599GTB Fiorano (2006) Hot Wheels Elite Limited Edition 1111 of up to 2006

かれこれ4~5年は、このモデルを探していた。新車発売時のイベント、”Pan-American 20000"のモデルは今でも大量に見つかるが、プレーンボディは見つからずにいた。
その間、”Ferrari599GTO”や
”Ferrari599XX”を手に入れることはできた。
満を持して、というか何と言うか。最近の狩場であるメルカリで発見した。

Eliteモデルの化粧箱・展示ベースがついたもので、今まで見たことがなかった。しかもラッキーなことに値下げ要望を登録したら、価格も希望額に近づいた。本当は15,000円が希望だったが、送料とメルカリのシステム料を引かれれば、出品者には15,000円も残らない。長年の保管料も出ない金額なので、感謝しつつ購入した。

化粧箱から出そうとすると、余りにピッタリサイズでなかなか出せず。力任せにやると損傷するので、少々緊張した。出して眺めていると、古いミニカーにありがちなパーツ外れが起こる。シルカバーの一部パーツはどこかに行ったのか、元々ついていなかったのか見当たらず。古いから仕方がない。

造りはEliteなのでよろしいが、そこらじゅうの細かなパーツが取れる。どうやって付けるか思案中。瞬間接着剤を使って取り付ける時、手が震えて変なところについたことがある。また、付けてから白く粉が吹いたようになるのはなぜなんだろう?
室内やエンジンは若干安っぽいが、トランクにゴルフバッグまで入っていて面白い仕上がりだ。

実車に関して。

2006年のジュネーヴ・モーターショーにて発表された。FR+V12・2シーターのフラッグシップモデルである。
車名は”599 GTB Fiorano"が正式名だが、日本では商標登録の関係で単に”599”と呼ばれる。(GTBはトヨタが、フィオラノはオートバックスセブンが商標登録済みらしい)

ボディワークはピニンファリーナのジェイソン・カストリオタ(Jason Castriota)である。
612スカリエッティをマッチョにした感じでもあるが、特徴的なのはCピラーである。
本来のCピラーとは別に、ルーフ後端からリヤフェンダーにピラー様のものが構成されており、空力特性に寄与しているらしい。

エンジンはエンツォ・フェラーリのTipo F140B・6リッター V12のデチューン版 ティーポF140Cである。
最高出力・620PS/7,600rpm、最大トルク・62.0kgf·m/5,600rpmで、6速セミATのF1スーパーファストか6速マニュアルが組み合わさる。

足回りはF1で培われたトラクションコントロールF1-Trac、SCMサスペンション(磁性流体サスペンションシステム)が使われている。

フラッグシップモデルのため、豊富なオプションが用意され、オプションリストは “レーシング・アンド・トラック”(カーボンブレーキや4点ハーネスなどの走り系)、“エクステリア・アンド・カラー”、“インテリア・アンド・マテリアル”(LEDレブディスプレイ付きステアリングウィールや内装各所のパネルなどの見栄え系)、“エクイップメント・アンド・トラベル”の四つに大別される。

外装色、内装色、シート素材、シートデザイン、各種パーツの組み合わせは、まさに無限に近くなる。
富裕層の欲望は無限大なのだと痛感させれれる。

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