IT AIN’T EXACTRY ENTERTAINMENT / GERRY GOFFIN(紙ジャケCD)

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1950年代から1960年代にかけてキャロル•キングとのコンビで数々のヒットを飛ばしたジェリー•ゴフィン。
離婚後、キャロル•キングがソロとして成功する一方、ジェリー•ゴフィンは新たなコンビを見つけ作詞活動を続けます。
ソロとしては生涯に2枚のアルバムを残したのみで、アナログ盤がある本デビュー作はヒットもしなかったためかなりのレア盤になっています。
当時のジェリー•ゴフィンはボブ•ディランに大きな影響を受けており、南部ロック寄りでしかも2枚組というボリュームだった本作はゴフィン&キングのファンからも少し距離を置いた作品になっていました。
それはアルバムタイトルにも表れていて、翻訳すると「それはまったくエンターテイメントではありません」という告白で、やや世捨て人のようになった作品です。

とはいえ、本作にはのちにロッド•スチュワートや浅川マキもカバーした「It’s not the spot light」が収められていたり、稀代のソングライターの片鱗がうかがえます。

https://youtu.be/GzNndstYA6k?si=6El9yyvOcCwRX1_T

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