THE CLASH / THE CLASH(紙ジャケCD)

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ザ•クラッシュのデビューアルバム。
ピストルズの登場に衝撃を受けたミック•ジョーンズがメンバーを集め結成したのがクラッシュ。
まだ荒削りなこの1stアルバムは、この時、この情熱があってこそ生まれた奇跡の名盤です。
収録曲の殆どが2分前後だったため、レコーディングを終えて並べてみたところ尺が足りず、追加で録音されたのが唯一のカバー曲「ポリスとコソ泥」。
レゲエシンガーのジュニア•マーヴィンによるヒット曲で共作者はレゲエの神様リー•ペリー。この曲を聴いたリー•ペリーはボブ•マーリーにもクラッシュの存在を伝えて、クラッシュの3rdシングル「コンプリート•コントロール」をプロデュースするに至ります。
他のパンクバンドが通り一辺倒だったのに対し、クラッシュは初期の頃からレゲエやスカ、ダブなどに興味を持っていたことがわかります。

このデビューアルバムはイギリスで人気を博したものの、アメリカや日本では発売されず、輸入盤としての売り上げが大きかった作品でもあります。

印象的なこの表ジャケットの写真は、バンドがリハーサルを重ねたカムデンマーケットにある路地裏で撮影されました。その後出入りを繰り返す初期ドラマーのテリー•チャイムズは撮影時には脱退していたため、ジャケットには3名の姿しか写っていません。
また、裏面の突撃する警官隊の写真は、1976年のノッティングヒル•カーニバルにおける暴動の際に撮られた実際の写真が使われています。

ほんと、尖ってますね。

https://youtu.be/N3A8uNG3GH4

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