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TONS OF SOBS / FREE(紙ジャケCD)
まだ10代だったポール•ロジャース(vo)、ポール•コゾフ(g)、アンディ•フレイザー(b)、サイモン•カーク(d)によるフリーのデビューアルバム。 思いっきりブルージーで既にオヤジ臭く、売れようというより好きなことをやろうという熱量がヒシヒシと伝わってくるアルバム。 レコード会社やら、アメリカの反応やら、そういった忖度やプレッシャーを一切感じない王道のブリティッシュロックアルバムです。 https://youtu.be/d9_Egq3ZMxw?si=l9v7jy3O_InCpc4I
紙ジャケットCD F 2141円 2001年12月 1969年犬がミケの一族
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BLOODY TOURISTS / 10cc
ヒプノシスのジャケットを見かけると欲しくなってしまいます。 こちらは10ccの6作目で、分裂後2作目にあたります。 私は派生したゴドレイ&クレームの方がすきだったので、この辺はストライクではないんですが、ジャケットにそそられてしまいました。 レゲエ調な冒頭の「トロピカル•ラブ」が全英1位となり、アルバムも全英3位のヒットとなりました。 https://youtu.be/fUNTk5xsxk4?si=zr8oxzemBtOFVNso
LP T 770円 BOOKOFF 2024年12月犬がミケの一族
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HEYDAY THE BBC SESSIONS 1968-1969 / FAIRPORT CONVENTION(紙ジャケCD)
タイトルのとおり、イギリスBBCでのジョン•ピール•セッションを収めたスタジオライブアルバム。 女性ボーカルかジュディ•ダイブルからサンディ•デニーに交代した頃のライブで、卓越した演奏力が楽しめる作品になっています。 フェアポート•コンヴェンションは結果的にメンバーチェンジが激しく、同じ曲であってもその時代により雰囲気は異なります。そのためディスコグラフィとしての数も膨大で、1987年に発売された本作もその一部に過ぎません。 ただし、リチャード•トンプソンがソングライティングに目覚め、サンディ•デニーも曲作りを始めた頃と合致する本作には、当時演奏したものの、その後多くの名曲が生まれたためオリジナルアルバムには未収録となってしまった曲も多く含まれており、オリジナルアルバムに匹敵する醍醐味があると思います。 https://youtu.be/xhtHD1j9PhY?si=_cNBYxMsDDR54coa
紙ジャケットCD F 2141円 DISC UNION 2003年11月犬がミケの一族
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HOUSE FULL / FAIRPORT CONVENTION(紙ジャケCD)
1986年に発売されたフェアポート•コンヴェンションのライブアルバムで、CDの時代に発売された作品ということでユニオン特典の帯もなし。 本作は1970年9月4日から6日の3日間で行われたLA、トルバトール•クラブでのライブ演奏が収められており、サンディは不在ながら、全盛期の巧みなライブ演奏を聴くことができる貴重な作品です。 トラディショナルな民謡界から参入したスウォーブリックと本質的にはロックなリチャード•トンプソンが生み出す融合を生で聴いてみたかったですね。 https://youtu.be/4T1uUVBUbE4?si=LUFrg7AaK-nNPTrt
紙ジャケットCD F 2141円 DISC UNION 2003年11月犬がミケの一族
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FULL HOUSE / FAIRPORT CONVENTION(紙ジャケCD)
フェアポート•コンヴェンションの5thアルバム。 サンディ•デニーがフォザリンゲイを結成するため脱退し、メンバーは男性のみとなり、結成当時のメンバーだったアシュリー•ハッチングスも脱退し、スティーライ•スパンを結成します。 バンドは更にトラッドソングの再構築を進め、現在に至る多くのセットリストがこのアルバムから生まれていますが、本作発売後、リチャード•トンプソンもソロ活動を始めるため脱退し、フェアポート•コンヴェンションは以後細々と活動を続けますが1979年に解散します。 本作のジャケットデザインはリチャード•トンプソンが使っていたノートがモチーフになっていますが、紙ジャケ化にあたってはその紙質のザラザラ感も見事に再現されています。 https://youtu.be/sJZgP0qFnZo?si=a-BmFTOTayEht7-_
紙ジャケットCD F 2141円 DISC UNION 2003年11月犬がミケの一族
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CURTIS / CURTIS MAYFIELD
カーティス•メイフィールドのソロデビュー作 Amazonで安かったので8月に注文しましたが、忘れた頃の12月に届きました。 リイシュー盤なので期待はしていませんでしたが、思った以上に音が良くビックリ! 名盤はやはりアナログで聴きたくなります。 https://youtu.be/iN3KsbnQZxU?si=NwL-pbkXSxu30nwm
LP C 1745円 Amazon 2024年12月犬がミケの一族
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EVOLVE / PHISH
https://youtu.be/MquyX40xj7g?si=BweeoHsZMbpPnBcf
LP P 5050円 HMV 2024年11月犬がミケの一族
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DOO-WOPS & HOOLIGANS / BRUNO MARS
安かったので買ってみたブルーノ•マーズのデビューアルバム。 ブルーノ•マーズのデビューは鮮烈でした。 出すシングルが立て続けにチャートインし、年間チャートでも多くの曲が上位にランクしており、CDも繰り返しかけていた記憶があります。 作を重ねるごとに人気も高まっていきましたが、個人的にはこの1stアルバムがベストです。 https://youtu.be/LjhCEhWiKXk?si=LLDWu6vednYQswGk
LP B 2201円 HMV 2024年11月犬がミケの一族
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SHADOW KINGDOM / BOB DYLAN
ボブ•ディランは2010年頃からCDではなくアナログ盤で買うようにしていますが、値段も高くなるので、安くなるのを待っていたら1年半経ってしまいました。 正直、「Shadows in the Night」以降のディランの新譜は当たり障りのないものが多かったのですが、本作はそれとは非なる味わいがあります。 ディラン40作目にあたる本作は同名映画のサントラ盤になっており、クレジットはありませんが映像で見る限りTボーン•バーネットやドン•ウォズらが関わっており、初期ディランの楽曲を再構築し、ストリーミングとYouTubeビデオで公開されたのちCDとアナログ盤で発売されました。 年齢を重ねたからこそ生まれた大人のロックです。 https://youtu.be/hCc2SczzqWE?si=n-ruEDpDLgniWHlY
LP B 2936円 Amazon 2024年11月犬がミケの一族
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LIEGE & LIEF / FAIRPORT CONVENTION(紙ジャケCD)
フェアポート•コンヴェンションの4作目。 前作のレコーディング直後、バーミンガムでのコンサートの帰り道、メンバーが乗るバスが高速道路で事故を起こし、ドラマーのマーティン•ランブルとリチャード•トンプソンのガールフレンドだったジーニー•フランクリンが亡くなり、他のメンバーも怪我を負います。 ドラマー不在となったバンドは、セッションドラマーだったデイヴ•マダックスとフィドルの名手でマンドリン奏者のデイヴ•スウォーブリックを迎え入れ、事故から5ヶ月後には本作のレコーディングに入りました。 本作には、これまでにあったディランのカバーなどは含まず、オリジナルソングと独自の解釈でアレンジされたトラディショナルソングで構成されており、特にB面のトラディショナルソングの構成はスウォーブリックによる功績が現れています。 本作によって、古くから歌い継がれているものに新しい息吹を吹き込む魔法をリスナーは体験し、奏でる彼らも同時に魔法にかかったようなレコーディング体験だったと語っています。 失ったものと新たに得たものが見事にマリアージュした歴史的名盤です。 ちなみにディスクユニオンのまとめ買い特典として、本作をデザインした収納ボックスが付いていました。 https://youtu.be/oa9jjAenpwQ?si=9CwuvHf_f9T9c1d7
紙ジャケットCD F 2141円 DISC UNION 2003年11月犬がミケの一族
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UNHALFBRICKING / FAIRPORT CONVENTION(紙ジャケCD)
フェアポート•コンヴェンションの3rdアルバムで、帯にあるとおり日本では本作がデビューアルバムとなりました。 これまでにもカバーしていたボブ•ディランからロンドンにある出版社に招待され、当時未発表だったアルバム「地下室(ザ•ベースメント•テープス」を聴かせてもらい、その中の曲のいくつかをカバーしています。 また、のちに多くのアーティストがカバーし、今ではスタンダードナンバーとなったサンディ•デニー作の「時の流れを誰が知る」が収録されているのもこのアルバムです。 アルバムジャケットはいかにも英国な名盤の風格があり、手前の老夫婦に目が入ってしまいますが、柵の後ろの方に戯れるメンバーも写っています。 https://youtu.be/9crh05Bq9A0?si=p-GQ41bGCNHqshgy
紙ジャケットCD F 2141円 DISC UNION 2003年11月犬がミケの一族
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WHAT WE DID ON OUR HOLIDAYS / FAIRPORT CONVENTION(紙ジャケCD)
フェアポート•コンヴェンションの2ndアルバム。 ジュディ•ダイブルが脱退し、後任の女性ボーカリストをオーディションで募りサンディ•デニーが加入します。 本作でもトラディショナルやディラン、ジョニ•ミッチェルのカバーが取り入れられていますが、バランスとしては各メンバー作の曲が増え、イギリス版フォークロックの原型が本作の中で産声をあげています。 本作のジャケットアートワークはイギリスとアメリカで異なり、他国や時代によって更に多くのバージョンが存在しますが、今回の紙ジャケ化ではイギリスオリジナルのバージョンが採用されています。 このジャケットアートワークはライブで訪れたエセックス大学の楽屋(教室)にあった黒板にメンバーが落書きしたもので、書き足すうちにアンプのつまみやコードまで描く大作となり、ライブが終わりジャケットについての打ち合わせが行われた中で「あの落書きにしては?」と思い出し、慌てて大学に連絡したところまだ消されず残っていたため、戻りカメラで撮影したものになります。 細かい描写から計画的に描かれたかと思ってしまいますが、実際は偶然とひらめきによるジャケットなのでした。 https://youtu.be/K3uBlSnp-TI?si=jftSyW0pwO9EuTGz
紙ジャケットCD F 2141円 DISC UNION 2003年11月犬がミケの一族
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メロ / 面影ラッキーホール
2024年11月3日のレコードの日発売で、もう一枚購入したのが、今回初のアナログ化となった面影ラッキーホールのデビューアルバム「メロ」。 なんと言っても劇画マンガの巨匠であり、映画監督でもある石井隆のキャラクター、土屋名美のイラストが起用された甘美なジャケットにノックアウトされました。 面影ラッキーホールは90年代中期に結成されたファンクバンドで、庶民のリアルで情けない部分や普通では到底歌詞に落とさないエロスなフレーズを赤裸々かつ品良く散りばめたストーリー性が魅力的なバンドで、メジャーデビューとなった「代理母」以降の作品はCDで持っていたものの、インディーズ発売だった本作は秋田の田舎暮らしでは入手困難な一品となっていました。 面影ラッキーホールのサウンドは何処か昭和で、かつレッチリのようなファンクな面も持ち、のちのクレイジーケンバンドや在日ファンク、グループ魂、オカモトズ(ズットズレテルズ)あたりにも少なからず影響を与えたものと思われます。 ちなみに本作には発売当時のライブ音源がボーナスCDとして付属されています。 https://youtu.be/D3lWDrLuPUs?si=Nj01zNelwv-J2Sx6
LP お 5000 Amazon 2024年12月犬がミケの一族
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FAIRPORT CONVENTION / FAIRPORT CONVENTION(紙ジャケCD)
イングランドのフォークロックを代表するフェアポート•コンヴェンションのデビューアルバム。 当時のメンバーは ジュディ•ダイブル:vo,harp,p イアン•マクドナルド:vo,harp リチャード•トンプソン:vo,g,mandolin サイモン•ニコル :vo,g アシュリー•ハッチングス:b,jug,cb マーティン•ランブル:per,violin 唯一、ジュディ•ダイブルがボーカルをとる作品で、のちに確立されるカンタベリーロックにはまだ至らず、ジョニ•ミッチェルやボブ•ディラン、エミット•ローズのカバーを含む内容になっています。 ジュディ•ダイブルは本作をもって脱退し、次作からサンディ•デニーが加入します。 https://youtu.be/y_JnBLc3zsY?si=AjRorEjAPnI5Qc-1
紙ジャケットCD F 2141円 DISC UNION 2003年11月犬がミケの一族
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TONIGHT(2CD LIMITED EDITION) / FRANZ FERDINAND(紙ジャケCD)
フランツ•フェルディナンドの3rdアルバム。 デビューアルバムがヒットしたため、2ndアルバムは短期間でレコーディングされましたが、このままでいいのかと感じたバンドは休暇を過ごしたのち、時間をかけてこの3rdアルバムに取り組みました。 アルバムはダンスパーティーの夜とパーティーを終えた朝をテーマにしたコンセプトアルバムとなっており、ニューウェーブなパンクはよりダンサブルに、更にジャマイカやアフリカの音楽にも興味を持ったことから同作のダブサウンド版アルバム「BLOOD」も同時制作され、その2枚がカップリングされた限定盤が本作になります。 結果的に本作もヒットし、フランツ•フェルディナンドの人気は更に高まり、バンドとしての音楽の幅も広がりました。 https://youtu.be/31sZ9xZr_Ew?si=sXpmNcpjCeEcoS6A https://youtu.be/nIraN0idEdg?si=pCpc4FFAOf1DjnpV
紙ジャケットCD F 2009年2月 2009年犬がミケの一族