- Glory Wings Museum
- 14F 大日本帝国陸軍九七式戦闘機の部屋
- 大日本帝国陸軍 九七式戦闘機(きゅうななしきせんとうき)乙型 飛行第24戦隊 第2中隊長機
大日本帝国陸軍 九七式戦闘機(きゅうななしきせんとうき)乙型 飛行第24戦隊 第2中隊長機
日本軍とソ連軍がモンゴルで2度に渡って戦ったノモンハン事件では、ソ連軍の複葉戦闘機I-153や単葉戦闘機I-16と空戦を行い、運動性を武器にソ連軍機を圧倒し大戦果を上げ、日本軍の戦線崩壊とソ連の進軍を防いだと言われた(主に第一次ノモンハン航空戦)。複葉戦闘機すら蹴散らす旋回性と、「空の狙撃兵」と謳われた射撃時の安定性の両立が生んだ成果であった。58機撃墜を報告した飛行第11戦隊第1中隊篠原弘道准尉を筆頭に、のちのB-29撃墜王樫出勇曹長や、陸軍航空審査部(飛行実験部実験隊)で四式戦テスト・パイロットを務める岩橋譲三大尉ら多数のエースを輩出した。
制式名称 九七式戦闘機
試作名称 キ27
全幅 11.31m
全長 7.53m
全高 3.28m
翼面積 18.56m²
翼面荷重 96.44kg/m²
自重 1,110kg
正規全備重量 1,790kg
発動機 ハ1乙(離昇610馬力)1基
最高速度 470km/h(高度3,500m)
上昇力 5,000mまで5分22秒
航続距離 627km
武装 胴体前部 7.7mm八九式固定機関銃2門(携行弾数各500発)
爆装 25kg爆弾4発
生産数 3,386機
デルタ
2021/05/19説明の通り、この後の陸軍航空隊の基盤を作った名戦闘機です。
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