日産 ローレルHT 2000SGX(昭和47年:1972年)

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ローレルが初めてフルモデルチェンジを敢行したのは、昭和47年(1972年)の4月だった。初代モデルと同じようにバンをもたない、純粋なハイオーナーカーとして設計され、ボディサイズや車格もセドリック並みにグレードアップされた。

スタイリングはシャープなウエッジシェイプを特徴としているが、サイドビューに上品なアクセントラインを添え、洗練された大人の雰囲気をアピールした。

ボディタイプはフォーマルな4ドアセダンと、高級なパーソナルムードを演出する2ドアハード(HT)が設定され、後者のリアビューは凹面構成の凝ったラインだった。

直6のL20型(2L)が用意されていた。トップモデルのSGXに搭載されたのがツインキャブのL20型で、最高出力は125ps/6000rpm、最大トルクは17.0kgm/4400rpm(プレミアム仕様は130ps/17.5kgm)のパワースペックを誇っていた。

●全長×全幅×全高:4500×1680×1405mm
●ホイールベース:2670mm
●重量:1205kg
●エンジン型式・種類:L20型・直6 SOHC
●排気量:1998cc
●最高出力:130ps/6000rpm(125/6000)
●最大トルク:17.5kgm/4400rpm(17.0/4400)
●トランスミッション:5速MT
●タイヤサイズ:6.45S-14-4PR
●価格:103万円

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