海上自衛隊の護衛艦「あきづき」二代目

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護衛艦「あきづき」型(1番艦、DD-115)。防空能力を高めた汎用護衛艦というコンセプトは現代の海防に必要です。後続の「あさひ」型とともに艦隊の主力となり、さらに後続の多機能護衛艦へつなぐ存在です。
イージス艦のような多機能レーダーを搭載し、ステルス形状の艦体が特徴の汎用護衛艦「あきづき」型。艦隊の防空艦であるイージス艦が弾道ミサイルの迎撃行動に集中しているとき、そのイージス艦の防空や艦隊の部分的な防空をフォローするのが役目です。汎用護衛艦でありながら対空戦能力を向上させ、改修により潜水艦を狩る能力もアップさせました。
「あきづき」は大日本帝国海軍の駆逐艦「秋月」を彷彿とさせます。「秋月」は対空能力に優れた防空型駆逐艦として開発され、太平洋戦争(大東亜戦争)後半の艦隊防空を担当しました。アメリカ軍は秋月型には不用意に近づかないよう警告を発しました。

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