Yellow Chalcedony イエロー・カルセドニー(1)

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微小な石英の結晶が集まって出来た玉髄の仲間で、黄色の発色は不純物の酸化鉄を含むことによる。
多孔質のため、染料を染み込ませて他の色に加工されることもある。

酸化鉄の量が多いほど褐色や濃い赤色になり、それは紅玉髄と呼ばれる。

イエロー・カルセドニーは熱に強く、彫刻や研磨がしやすいので、質の良いものはアクセサリーや彫像、祭壇用具に加工される。
内部に見られる色のわずかな変化を利用して浮き彫りの効果を高める事ができるので、カメオに用いられる事が多い。

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