ファンとアンチの狭間で ～ VOL.11 眠れる森の美女①

＊なんでこんなことを綴っているのかはこちらをご覧ください

　ファンとアンチの狭間で ～ 本当の自己紹介

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*ファンとアンチの狭間で ～ VOL.12 眠れる森の美女②

*ファンとアンチの狭間で ～ VOL.13 眠れる森の美女③

ディズニー長編アニメ映画、16作品目の『眠れる森の美女』。

今回はこの作品について思いの丈を綴っていきます。

まず最初に・・・

・タイトル詐欺

本作のタイトル『眠れる森の美女』。

でも実際に眠ってる場所は『いばらの城の中』。

森の中では16年間、むしろ生き生きと生活してました（笑）

●オーロラ姫/ブライア・ローズ●

この物語の主人公です。

彼女について見ていきます。

簡単に説明しますが、左がオーロラ（本来の名前）、右がブライア・ローズ（森で隠遁生活中の名前）です。

どちらも同一人物です。

・とにかく何にもしないガール

本人が悪いわけじゃないので仕方ないんだけど…

数あるディズニープリンセスの中で、ダントツで『何にもしない』プリンセスです。

『何にもしない』のに主役の座を射止め、さらにタイトルまでかっさらう強運の持ち主です。

だってほとんどの時間を寝て過ごしてるから。

確かに生まれた瞬間からの境遇は不遇だけど、他のプリンセスのように虐げられてるわけじゃないし、何か努力してるわけでもないし、何かに立ち向かってるわけでもない。

お話としても教訓めいたものはなにもありません。だって主役なのになにも（略）

ただ可愛い系が多いディズニープリンセスの中で珍しく美人系なこともあり、

顔と設定だけで三姫の一翼を担う、ディズニープリンセスで最強の姫だと個人的には思っています。カリスマです。

・16歳で初めての靴

森育ちの彼女は、今まで靴を履かずに生きてきたようです。

同じく森（の中の塔）育ちのラプンツェルもそう。コロナの城下をはだしで散策してます。

森の中って靴履かなくて平気なの？

そんな彼女が初めて靴を履いたのは、16歳の誕生日に城へ帰還してドレスを着たとき。しかもハイヒール👠✨

でもそんなことはものともせず、手すりに摑まることなく階段を上り、ラストでは華麗なワルツを披露します。

…すごいねー。初体験でヒール履きこなすとか。

やっぱり森育ちは体幹の鍛え方が違うね✨

・観客はもはや親戚？

映画の中で彼女が起きてる（活動してる）時間がとにかく短いです。

冒頭の生誕シーン、次はずっと飛んで16歳の誕生日…からの城へ帰還してヒミツの戴冠式、家族との再会、なんやかんやあって婚約成立（結婚）。

観客は画面越しではありますが、彼女の重要なライフイベントにほぼ立ち会うことになります。

その出席率たるや、ちょっとした親戚レベルです。

・私たちってどういう関係？

ブライアは映画の中で３妖精を「フローラおばさま（赤）、フォーナおばさま（緑）、メリーウェザーおばさま（青）」と呼んでいます。

なので彼女たちを母親だとは教わっていないようです。

（まぁ３人もいるからそれも難しいけど・・・）

自分と３人のおばさまと自分の家族について、どんな風に聞かされていたのでしょうか。

16歳の誕生日に、初めて自分は王女でこれから城に戻らなくてはいけないという事実を聞いた描写があるので気になるところです。

To be continued...

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