ハウ・ツー・新・マニア開け(プレミアム)

初版 2019/12/24 22:00

改訂 2019/12/25 08:40

メリークリスマスイブ!もういっちょ、メリークリスマスイブ!


ユズさんは今夜は何も予定が無いので、ホットウィール・プレミアムラインのブリスターカードを綺麗に開ける方法を教えちゃうよ!心待ちにしているお友達も結構いるみたいだしね!


サンプルは今月発売されたばかりのこれ。サンタさんにもらったお友達も多いんじゃないかな?

用意するのは、ベーシックラインの時と同じく、除光液と筆。おすすめは水彩用筆ペンだ。

忘れちゃったキミは下のリンクから復習してくれ。

https://muuseo.com/u-zool/diaries/149


さあ、やってみよう。


プレミアムラインのブリスターの下の方には・・・

こんな風な切り欠きがあるんだ。ここがコイツらの急所、弱点さ。下の方にあるなんて僕たちと一緒だね。


ここからブリスター内に除光液を筆先でちょっとずつ流し込もう。除光液はたくさん使うから、お母さんにバレないようにな!

そうすると毛細管現象という不思議な力で内側のフチを矢印のように流れていくんだ。原理が分からない人は理科センにでも聞いてくれ。

流し込んだらブリスターを横にして液を誘導しよう。中のカード面に染み込んでいるのが見えるかい?そう、まずはこちら側、ミニカーの後の方から剥がすって事さ!


そうしたら次は外側のブリスター下側の角に・・・

ちょんちょんと筆先で流そう。ガンプラ好きなら「スミ入れ」と言えばピンと来るかな?ここはちょっとずつ垂らさないように慎重にやろう。ダラダラにしちゃうとカードに跡が残っちゃうぜ!


液が染み込んだらブリスターをこのように掴んで・・・

軽くグイグイしてみよう。シーソーのようにギッコンバッタンするって言えば分かってもらえるかな。ブリスターとカードを内側から剥がすイメージだ。ちょっと剥がしては戻すを繰り返すと、ちょっとずつ液が接着面に染み込んで行くよ。これは圧力の変化による流体力学的な現象の何かだ。

剥がれた箇所はちょっと白っぽくなっているのが分かるかい?時々、液を足しつつ、ゆっくりやろう。急いては事を仕損じる、慌てる乞食は貰いが少ないのマインドだ。

よし!こちら側は完全に剥がれた!


同じように反対側、ミニカー前方もやってくれ。2回も同じ話をするほど、僕も暇じゃないんでね。


そして最後に下側だ。ここの接着面はブリスターとカードの幅が無いので、とても剥がしづらいんだ。

今まで以上に慎重に、慎重に、沈丁花(これは入力ミスだ)、遺跡発掘や絵画修復をするつもりで。特に最後の最後にブリスターのテンションで一気にベリっと破れる事があるから気をつけてくれたまえ。のぞみ、かなえ、たまえ。


そして緊張の瞬間!

ハッとしてGood、ホッとしてウィール。お疲れ様、ミッションコンプリートだ。

カード印刷面が微妙にブリスター側に持ってかれてるけど、この辺は輸送時なんかの振動か何かで最初から剥がれていたんじゃないかな?

こうしておく分には、全く目立たないけどね!

どうだい?これで僕のやり方は分かってもらえたかな?チームトランスポーターなんかも大きいだけで基本は一緒だよ。もっと良い方法があったら是非、教えてくれよな!コメント待ってるぜ!チャンネル登録よろしく!


それでは良いクリスマスを!アディオス アスタレーゴ!


#教える

昭和50'sキャラクターモノが主食のCG系デザイナー。先日、ホットウィールのコレクションダイバーに認定されました。

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