岩波ホール、7月に閉館
初版 2022/01/29 15:36
改訂 2022/01/29 23:45
今朝、東京新聞を見ていたら、この小さな写真に目が留まり...
これ、映画「インタビュアー」の1シーンだけど、なんだなんだと思い、記事を読んてみると...
「ジョージア映画祭2022」によせてという見出しで、筆者は四方田犬彦氏。
今日から2月25日まで岩波ホールで開催される「ジョージア映画祭2022」で上映される31本の中で、四方田犬彦氏にとって何よりの収穫がソフィコ・チアウレリが主演した「インタビュアー」であるという内容。
私が驚いたのは記事の最後の方に「岩波ホールは、7月をもって閉館する。」という1文!
早速、岩波ホールのHPを見たら、
岩波ホールは、2022年7月29日(金)を以て閉館いたします。新型コロナの影響による急激な経営環境の変化を受け、劇場の運営が困難と判断いたしました。
1968年2月から多目的ホールとして開館しました。故 川喜多かしこ氏と、当ホール総支配人 故 高野悦子が名作映画上映運動「エキプ・ド・シネマ」を発足。インド映画『大樹のうた』を上映し、単館映画館の道を進み、これまで、65カ国・271作品の名作を上映して参りました。
54年間の長きにわたり、ご愛顧、ご支援を賜りました映画ファンの皆様、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
2022年1月11日
なんとも残念です!
私は岩波ホールの熱烈なファンというわけではないけれど、学生時代には、そこそこの本数の映画を観た記憶が...
そこで、岩波ホール、ジョージア(私にはグルジアの方がしっくりくる)、四方田犬彦という3つのキーワードで当館展示アイテムを捜索。
映画パンフレット
他館で観たものも含まれていますが、全て最初に上映したのは岩波ホールだったかと...
映画チラシ
映画チケット
展覧会チケット
ジョージア映画祭2022の上映リストに「ピロスマニ」があるので、観てみたいけれど...
四方田犬彦氏著書
岩波ホール閉館のニュースは見落としていましたが、NHKのNEWS WEBにもありました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220111/k10013425191000.html
おしまい。
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#グルジア
#四方田犬彦
#コレクションログではない
toy ambulance
2022/01/29 - 編集済み映画の「ピロスマニ」の上映やニコ・ピロスマニの展覧会が開催された頃は、まだジョージアがソ連の民族共和国としてのグルジアの頃だったんですね。
シェンゲラーヤの映画を観た後に関西では「つかしん」と言う西部系の商業施設のホールで絵画の方の展覧会が開催されたので見に行きました。
一般でのネームバリューが低かったこともあって、会場はガラガラでしたが、おかげでピロスマニの世界にどっぷりと浸ることができました。
エキプ・ド・シネマの作品群も懐かしい作品が含まれています。
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ts-r32
2022/01/29そうですね。1991年までソ連の一部でしたね。2015年に日本政府が要請に応じてジョージアに外名を変更した時に違和感を感じたのは記憶に新しいところです。
映画は観ていなくて、これが最後の機会になるかもしれないので、行きたいのですが、HPで混雑状況を確認したら、少し混雑しているようで悩ましいです。
展覧会は、86年に西武美術館に行きましたが、やはりガラガラだったように記憶しています。
エキプ・ド・シネマは、HPで過去の全上映作品をチェックしました。観たかったのに観逃した作品が結構あって、今更ながら後悔しています。
コメントありがとうございます。
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