Phalagnostus ×2

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Phalagnostus prantli
Jince Formation, Jince, Czech Republic
Middle Cambrian

写真1〜3: 全長4.5mm
小型の標本。
写真4〜6: 全長11.3mm
少しずれはありますが、大型でシャープな標本です。

尾部には縁があります。大型の個体ではドーム状の部分が発達して、縁の比率が相対的に小さくなっている様に見えます。

新分類では三葉虫では無くなったAgnostina(アグノスタス亜目)。目は無く、どちらが頭かはっきりしませんが、棘がある種類では棘は後方に伸びると考える等にて、前後を判定しています。シンプルな形をしていますが、細かく見てゆくと様々なバリエーションがあり、面白いです。多産するため、地質年代の示準化石となるものもあります。

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