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Pseudosphaerexochus octolobatus
こちらは、スコットランドの古典的産地ガルヴァン (Girvan) の有名種、シュードスファエレクロクス・オクトロバトゥス (Pseudosphaerexochus octolobatus) です。目立つ種でもないですが、年季の入ったコレクターにはよく知られた種なのではないかと思います。
出回る機会の少ない、古典的産地の種類としては相対的に見かける方で当時の海では、かなり繁栄していた種だったのかもしれません。
一応、頭鞍が膨らむ、"頭ボール"の一派ではあります。その他、真の"頭ボール"三葉虫達と比べると、膨らみはそれほどではないですが。この標本は、その肝心の頭部が変形してしまっていて残念でありますが、変形と風化は、本産地化石の一般的な産状でもあります。
大きさは約45mmと、本種としては大型のサイズです。
ktr
2023/04/10 - 編集済み形としては、Sphaerexochus よりも Eccoptochile あたりに近い感じですね。
いずれにしてもケイルルスの変り種で、魅力的な種だと思います。
ロシアの近縁種と、スコットランドの本種と、あわせてもっているのは国内ではormさんくらいじゃないでしょうか。
私はロシア産のほうを狙っていますが、1㎝くらいのがウン十万では手も足も出ません。
trilobite.person (orm)
2023/04/11たしかに尾部のフリルの感じなどは、スファエロコリフェよりは、かなりエコプトチレ寄りですね。ケイルルス系というのは、どのタイプも魅力的で困ります。
そうなんでしょうかね?P.octolobatus自体は、希少種感が漂いますが、実際は案外市場に出回る印象ですので、プラスでロシアの同属を持っていそうな方は他にもいそうなものですが…。
私のあのロシア産標本は表面が少々荒れているので、あの種にしては幸い安く手に入りました。正規ルート(?)でロシアのショップなどで買おうとすると、恐ろしい価格になりそうですね。
Trilobites
2023/04/16 - 編集済みGirvanの中では入手しやすい方でしたが、確か2個体所有されていましたね。また近年見かけなくなってしまいました。やはりチェイルルスの仲間は、並べてみると気になる種類が多いので、惹かれるのが分かります。Girvanの三葉虫は、3,4種類くらいまでは集まりますが、そこから先が中々収集難易度が高いですよね。
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trilobite.person (orm)
2023/04/17そうですね、一緒に載せるかちょっと迷ったのですが、これより小さなサイズのものをもう一体キープしております。市場でよく見かけてたのも、一時期の話だったのかもしれませんね。
実際私が持っているガルヴァンの標本も、現在ブログの方に載せている分が全てで、本種合わせて4種だけですね。ガルヴァンに関しては、あれから、残念ながら全く進んでおりません。
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