ああ苦行 (Les Pénitences)

ここだけの話、微罪で19年もの間服役していました。

釈放された頃にはドラクエ3の電池は切れていました。

大切なセーブデーターが消えたことで心がすさみ、社会への憎悪を抱きながら荒れた生活を送っていたんです。

そんな日々の中で無償の愛を持つ司教に出会います。

彼に人としての在り方を諭されて改心したところから今回の冒険が始まります。

作者注) ドラゴンクエスト3 序中盤の内容を含みます。配慮しているつもりですがネタバレ注意

引き続きファミリーコンピュータ版ドラクエ3をプレイしています。

船が手に入ったので便利な杖を拾いに行ってきました。

そして今回は便利な帽子を入手しようと思います。

そしてこの帽子は敵のドロップでしか入手できません。

パーティーにまほうつかいとそうりょがいるので2個必要です。

入手可能性を探るためにまず下見。

寒い地域に行ってみます。

会いたいのはこの人。1/128で帽子をくれるみたいです。

戦ってみますが強い強い。

ブレスや睡眠を使ってきて仲間を簡単に殺してきます。

この人を狩りまくるなんて現状無理。

ハズレだとこいつらが出てきます。

こいつらがまぁエグい。結構な頻度で眠らされます。

奇襲されると相手が水色の方でも緑の方でもほぼ全滅です。

厳しい戦いです。本当にすぐ死にます。蘇生費が辛すぎです。

そしてなんとなくですけどエンカウント率が低い気がします。

ここで俺閃きます。

「パーティーに武闘家もいるしエンカウント率爆上げの爪を装備すればよくね？」

さっそく装備して中継地の内陸の村から狩り場へ向かいます。

武闘家の攻撃力が爆上がりで狩りが楽になりそう。

…と思ったもののエンカウントしすぎて村から狩り場へ向かうまでにMPが尽きるという失態。

それでもこの行程を何度か繰り返すうちにガンガンレベルが上がってMPも増えました。

狩り場に上陸できるようになってきましたし死亡率も減ってきました。

それでも7日間以上ノードロップです。

睡眠時間をちょっとずつ削って頑張っても全く出ません。本当に辛いです。

そんな間にパリオリンピックのサッカーも始まっちゃいました。

そしてメラミも覚えました。

10日を過ぎた頃にはイオラを覚えてグッと効率が上がった気がしましたが、まだ出ません。

邪魔な緑牛野郎の処理にザキやザラキがいいのかもと気付けたのが11日目あたり。

さらに効率がアップ。

そして12日め

あまりに突然すぎて撮影チャンスを逃しました。

レンズの指紋を拭くのも忘れてます。

存在を疑ってましたが存在してたんですねこの帽子。ようやく1個ゲット。

そして次の日も頑張ります。

せいすいを使ってる戦術上これ以上レベルを上げられなくなりました。

この先はレベルアップまでに帽子のドロップがなければリセットです。

U23日本代表戦のハーフタイム中も苦行は続きます。

お

ようやく2個めが出ました。13日もかかりました。

やったマジ俺ガン・ヴァルジャン。

もう戦闘飽きたしやめよっかなと思うことが多々ありましたが

「このはんだセットを使って立派な人間になると私に約束したことを決して忘れないでくださいね」

(このはんだセットを使ってドラクエ3カセットの電池交換をしました)

「あなたの魂をあなたから買い受けます。

あなたの魂を怠惰な考えや、諦めの心から引き離して神に捧げます。」

司教のこれらの言葉に何度も救われました。あなたが神か

諦めなくてよかった…

そして最終日までは普通にレベルを上げ、お金を稼いでいたので

この先しばらくは富豪生活です。

なお、この帽子の効果はMP消費が25%減(に1追加)で中下位魔法には結構微妙。

それでも無補給の長旅には効いてくるはず。

ファミコン版ドラクエシリーズで真剣にドロップを狙ったのは初めてでしたがなかなか辛いっすね。

体感難度としてはロマサガ3の竜槍スマウグより辛かったです。

なのに帽子を入手できた達成感とオリンピックの睡眠不足のせいで燃え尽き気味です。

やる気が回復したらクリアーまで頑張ろうかなという感じ。

レアドロップ狙いはRPGの華。

とっても辛く少し楽しい作業です。

次はストラディバリでも狙おうかな

最後までお読みいただきありがとうございました。