Cyrtometopella aries

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ロシア産チェイルルス(Suborder Cheirurina)の仲間の三葉虫です。三葉虫研究初期分類法である顔線がプロパリアン型を示し、目が小さく、頭鞍部がこんもりと前方に向かって伸びているのが特徴です。

オルドビス紀のロシアセントピーターズバーグ地域は当時南緯50度の温帯環境で、海が広がり安定した環境であったとされます。この事が三葉虫の繁栄をもたらしたと推察されます。一体何種類の三葉虫が存在したのか想像は広がります。

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    Trilobites

    2021/12/08 - 編集済み

    ロシア産も珍しい種類を幾つかお持ちなんですね。近年は、この属の状態が良い個体は高騰して手が出せなくなってきましたね。Cheirurinaの中では小さく、棘も大人しめな種類ですが、バランスは悪くなく個人的には好きな種類です。

    今のバルト海沿岸まで広がる広大なエリアに100年以上前から採掘され続けても、まだ枯渇しないのですから、よほど三葉虫の生息に適していたんだと思いますね。

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      tatsutoy

      2021/12/09

      ロシア産やモロッコ産に関してはあまりご紹介出来る様な標本はないのですが、この手の小ぶりな標本は飾り映えしないせいかあまり流通していないですね。入手時も売れ残りだった様子で普通のロシア産アサフスと変わらないリーズナブルなものでした。

      無尽蔵に供給され続けるロシアの三葉虫達には、ただ驚くばかりです。

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