戦争って?
初版 2022/12/01 08:40
改訂 2022/12/01 09:31
ちょっと真面目な話もしてみましょう!
毎日のように、ウクライナで起こっている悲惨な戦争が報じられています。
大変な悲劇であるにも拘らず、私たちはどこか遠くで起こっている惨事ととらえているのでは・・・
今の時代、ほぼリアルタイムで画面越しに事態を見ることが出来るのですが、この画面越しの映像による事実が、悲惨さを薄めてしまっているのかもしれません。
画面越しになると「映画」=フィクションと「現実」=ノンフィクションの区別がそれほど大きくない様な気がしています。
人々はまるで映画を見るように悲惨な映像に慣れていっている・・・恐ろしい現実かも知れません。
さて、皆さん「戦争と平和」、どちらを選びますかと聞けばほとんどの人は「平和」と答えます。
みんなが「平和」を選ぶにも拘らず、この世から「戦争」が無くなることはありません。
平和を望んでいるにも拘らず何故私たちは戦争と手を切ることが出来ないのでしょうか?
私の独善的な思考では、もしかしたら、命あるものは生存本能というものを持っており生きるために戦う事を本能として刷り込まれているのかもしれません。そして人間もその本能から逃れることが出来ないのかもしれない。そんなことを考えると暗い未来しか待っていないのかもと落ち込んでしまいます。
でも、私は思うんです。私達人間という生き物は本能とさえ戦う勇気を持った生き物だと。
その象徴的なものが、人間が『倫理観』という概念を持った事ではないでしょうか。
この倫理観という概念、人類以外には無いもので、この概念によってギリギリのところで危機を脱してきたのではないかと思っています。
ただ、この倫理観自体が戦争を引き起こす原因だったりもするので厄介ですね。
この続きはまた後日。