美しい和のガラス: 明治、大正、昭和のレトロでかわいい器と生活雑貨
誠文堂新光社 2016年
「和のガラス」の美しいビジュアルを楽しむ
明治から昭和初期にかけて、日本国内で生産が広まったガラス製品。
西洋のデザインを模倣した製品や、その途中でオリジナリティが加えられたもの、
また、日本古来の文様と融合したデザインなど、バラエティ豊かなガラスが作られていました。
同じ形であっても色や模様のバリエーションが多様で、様々な表情を見せています。
ガラスは、工業的な背景だけではなく、文化的な背景とともに発展してきました。
かき氷を盛るための「氷コップ」、アイスクリーム専用の「アイスクリームコップ」、
広まり始めた洋酒を飲むための「リキュールグラス」……。
本書ではそうした「和のガラス」を美しいビジュアルで展開し、紹介します。
ガラスの持つ透明感や軽やかさの伝わる写真を数多く掲載。
細部へのクローズアップや、別角度からも見つめることで、さらに作品の奥深さを味わうことができます。