けだし天下の絶景! ~ 開聞岳@番所鼻

初版 2022/11/14 16:14

改訂 2023/12/26 22:24

海道八景を回ったあと、開聞岳がとても美しく見える「番所鼻」と呼ばれるところに行きました。ここはあの伊能忠敬が「けだし天下の絶景なり」と呼んだ名所です。日本中を歩いて回った彼は、それまでの日本で美しい風景を最もたくさん見た人間です。その彼がこう言うのですから、素晴らしい景色であることは間違いありません(笑)。

この前方のラグーンは「竜宮の入り口」と言われているところです。岩場の中央が波で浸食された珍しい地形です。

この日はこの番所鼻にある「いせえび荘」という伊勢海老料理を専門に出す宿に泊まりました。とても人気の宿ですが、運よく予約が取れました。その日の夕食をご紹介します。

突き出し三種。サトイモが抜群に旨いです。

早速伊勢エビの活け造り。目の前でエビの脚がバタバタと動きます。

エビの身がピカピカですので金粉は要らないのですが、味は甘味とコクがあって素晴らしいです。全く臭みはありません。

なぜかサービスで出して頂いた伊勢エビのエビフライ。『南極料理人』のエビフライを思い出します。「なんか遠近感狂うなぁ・・・・」

鹿児島黒豚の角煮。柔らかな脂の甘味で、ゴボウ、タケノコも申し分ない味付け。

伊勢エビのステーキ。

3年連続でここに泊まっている家内の大好物、伊勢エビの味噌焼き。

伊勢エビの吸物。ほぼ半身が丸ごと入っている感じです。

伊勢エビで出汁をとった蒸籠ご飯。お米の芯までエビの味が染みています。

お漬物も四種揃って美味しいです。

その日の晩に見た、月に浮かぶ開聞岳です。明日は皆既月食です。

日の出前の開聞岳。

稜線から日が昇り始めます。

凪の海に上る朝日です。まさしく絶景ですね。

日が少し高くなり、空が青くなってきました。

さあ、朝ごはんを食べて再び指宿に向かいます。

1990年3月に行ったロンドンで、初めてエドワードグリーンのドーバーを購入しました。以来、ここの靴の虜になりました。質の良いしっとりとしたカーフ、美しい木型、無い物ねだりと分かりながら、この時代のエドワードグリーンの靴を今も追い求めてしまいます。
他に古い靴も修理して履いています。特に戦前の英国靴は素晴らしいと実感しています。

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    kyusha_fan

    2022/11/14 - 編集済み

    同じ場所の風景でも見る時間帯で印象がだいぶ変わってきますね。とても美しい風景です。見てて心が癒されます。

    そして料理もお皿や器が更に美味しさを演出してますね。とても綺麗です。
    食に風景、どれも素晴らしい写真だと思いました。

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      グリーン参る

      2022/11/14

      kyusha_fanさん、
      コメントありがとうございます。拙い写真をお褒め頂き恐縮です。
      刻々と変わっていく開聞岳の風景は私の写真よりずっと綺麗です。江戸から薩摩半島の外れまで歩いてきた忠敬には、この風景の美しさは何より身に染みたことでしょうね。

      いせえび荘、旅行割の補助がありましたが、一人1万数千円で泊まれる内容ではありませんでした。素晴らしいです。

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    fanta

    2023/12/26 - 編集済み

    なんとどんピシャな!😆
    と思ったら昨年のでしたね。実は先月ココに寄りましたです、番所鼻公園♪🥸

    知覧から開聞岳の綺麗に見えるところへ~
    と…その場で決めて向かいましたが、大当たりな美しい景色でした♪

    いせえび荘にも寄ってみました。
    一軒宿風?ランチで入れるかな?と思ったら入れる余地ナシ💧甘かったです😅
    グリーン参るさんのこの日記を参考に、次は行ってみたいと思いますw

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      グリーン参る

      2023/12/26

      fantaさん、
      番所鼻行かれたんですね。素晴らしい写真ありがとうございます。本当に天下の絶景ですね。
      いせえひ荘は最近レストランをリニューアルしてランチの人気もさらに高くなったようです。今度は是非お泊まりになって伊勢海老料理を堪能して下さいね。

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