アリスティド・ブリュアンのブーツ~「時をつかむ線 ロートレック展」より

初版 2025/01/05 00:32

改訂 2025/01/05 21:07

芸術の森美術館で開催中の「ときをつかむ線~ロートレック展」に行って来ました。その中でとっても気になるものを発見。

一度見たら忘れられないアリスティド・ブリュアンのポスター。黒い帽子と赤いマフラーが強烈な印象を残します。

カッコいいわぁ♥。

彼とロートレックは個人的にも友人だったようですが、ロートレックは様々なバリエーションのブリュアンのポスターを製作しています。

後ろ姿もいけてます。

実物の彼もハンサム。

ブリュアンがオーナーだったキャバレー。

会場に貼られていたブリュアンの写真です。

気取っていても様になっているのはさすがです。

でも靴好きの私が何といっても目を奪われたのがこのブーツ。前方がV字にカットされ(棒線部)、履き口回りにはゴムは使われていないライティングブーツのようです。個人的にはアンクル部分の皺が気になりますが、これはこれで味があります(笑)。

1930-1940年頃製作 Tuczek ビスポーク ライディングブーツ | MUUSEO (ミューゼオ)

https://muuseo.com/shinshin3/items/10

グリーン参る

実際のブーツとしてはこんなタイプだと思います。Tuczekの方がスマートなシェイプです。

本展覧会につきましては後ほどレポートさせて頂きます😄

おまけ

いや~、このポスターのシーン、確か映画で見たぞ…。

「巴里のアメリカ人」❗

1990年3月に行ったロンドンで、初めてエドワードグリーンのドーバーを購入しました。以来、ここの靴の虜になりました。質の良いしっとりとしたカーフ、美しい木型、無い物ねだりと分かりながら、この時代のエドワードグリーンの靴を今も追い求めてしまいます。
他に古い靴も修理して履いています。特に戦前の英国靴は素晴らしいと実感しています。

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