履きたーい❗でも履けなーい

初版 2024/03/28 19:05

改訂 2024/03/31 22:12

私の股関節は一昨年11月、熊本城に行った後、悲鳴をあげ始めました。以前も長距離を歩いた後、脚が痛くなることがありましたが、しばらくすると痛みは収まっていました。しかし九州から帰ってからは右の股関節痛は酷くなる一方でした(たまたま九州旅行が私の関節寿命の時期と一致しただけです)。

足の爪切り、靴下履きに難渋するのはもちろんですが、一番好きな内羽根の靴が履けなくなったのが私にはとても悲しいことでした。いえ、片足を20センチほどの台に載せ、無理な体位を取れば履けないことはないのですが、恐ろしく時間が掛かることに加え、着後地獄の痛みがしばらく続きます。

そういう訳でここ1年はローファー、エラスティックスリッポン、シングルモンクなど屈まず簡単に履ける靴ばかりが私の足元にありました。

靴紐を緩め足を入れる、紐を締める、結ぶ~今までは何気なく紐靴を履いていましたが、股関節がダメになって靴を履ける体は当たり前でなかったのだと気付かされました。

そんな私にも頑丈な人工関節が入りました。リハビリで可動域も徐々に広がってきました。

入院中家で食べたことのないドライカレーも出ました🎵カルシウム摂取も心がけています。

いつ靴紐が結べるようになるのか、楽しみに訓練しています(笑)。

1990年3月に行ったロンドンで、初めてエドワードグリーンのドーバーを購入しました。以来、ここの靴の虜になりました。質の良いしっとりとしたカーフ、美しい木型、無い物ねだりと分かりながら、この時代のエドワードグリーンの靴を今も追い求めてしまいます。
他に古い靴も修理して履いています。特に戦前の英国靴は素晴らしいと実感しています。

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