おぬし何奴じゃ?!~家紋散し吸物椀

初版 2023/05/15 12:48

改訂 2023/06/03 22:14

江戸時代には家紋はとても大切に扱われていたと思います。家の名誉、誇りがかかっていますから、今とは桁違いの重みのあるものだったことでしょう。

十客の家紋を散らした吸物椀です。一つのお椀の蓋と身にそれぞれ異なった家紋が三種。

沃懸地(いかけじ)と黒漆の縞模様となっています。

器の形はとてもキレイです。黒と金の組み合わせは最高ですね。

お椀の大きさは微妙に違います。右の蓋は「丸に鉢梅」、身は「橘」。左の身も橘の家紋のように見えます。個人的には右のお椀のバランスが好きです。

右は「丸に梅鉢」、他の家紋は鋭意調査中です。

右「山桜」、左「丸に七宝花角」。

木目はあまり詰んでいません。

内朱の状態は良好です。

江戸期のものと思いますが、自家と違う家紋を散らした漆器は珍しいのではないでしょうか。

1990年3月に行ったロンドンで、初めてエドワードグリーンのドーバーを購入しました。以来、ここの靴の虜になりました。質の良いしっとりとしたカーフ、美しい木型、無い物ねだりと分かりながら、この時代のエドワードグリーンの靴を今も追い求めてしまいます。
他に古い靴も修理して履いています。特に戦前の英国靴は素晴らしいと実感しています。

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    T. S

    2023/05/15 - 編集済み

    こういう時にはこれの出番です👇
    カラーブックス「日本の家紋」

    Amazonで安く出てますよ〜

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      T. S

      2023/05/15

      「続・日本の家紋」も¥49です笑

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      グリーン参る

      2023/05/15

      T.Sさん
      お教え頂きありがとうございます。
      早速注文しました❗

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      T. S

      2023/05/15

      激安ですよね(笑)

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