中州すすきのニューヨーク!(byたけちゃんマン)~すすき野弁当

初版 2023/01/21 11:44

改訂 2024/03/20 19:25

昨日、北海道の過乾燥から漆器を守るための「洗い」を行いました。百数十年漆器がきちんとした状態で守られていたのに、私が十分室内の湿度に気を配らなかったために、亀裂、破損を生じたものがこれまで何点かありました。その苦い経験から、ローテーションを組んで手持ちの漆器を洗っています。これをやっておくとかなり木地に保湿効果があることがわかってきました。加えて今は保管場所には湿度計を置いて、湿度55-60%になるよう調整しています。

今回はススキの蒔絵を施した野弁当を洗いました。200年程は経過した江戸期のものと思われます。売って下さった方が撮影した画像をそのまま掲載させて頂きました。派手さはありませんが、大変品の良い蒔絵だと思います。

枠の開口部があまりに広く、中のお重を落とさないで運ぶのがなかなか難しいです。

枠と中身の絵柄は連続してはいません。

ススキの繰り返す波のような効果が心地よいです。

長皿が一枚付いています。

重箱は横長のもの。木地は薄いものの狂いもなく正確です。

水入れと小皿。

大変年季の入った共箱。この野弁当が使われていた品であることは間違いないですが、とても大切にされていたことが伝わってきます。

1990年3月に行ったロンドンで、初めてエドワードグリーンのドーバーを購入しました。以来、ここの靴の虜になりました。質の良いしっとりとしたカーフ、美しい木型、無い物ねだりと分かりながら、この時代のエドワードグリーンの靴を今も追い求めてしまいます。
他に古い靴も修理して履いています。特に戦前の英国靴は素晴らしいと実感しています。

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    グリーン参る

    2023/01/21 - 編集済み

    全然関係無いお話ですが、昔たけちゃんマンのコーナーで「アミダばばあの唄」が掛かっていたことを覚えている方はいらっしゃいますか?私はシングルを買ってしまいました😅

    一発録りだったのか、最後のさんま、桑田、たけしのやりとりが最高です。

    https://youtu.be/nCiXcFsUFDo

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      レイレイ

      2024/03/19

      アミダくじをやる時は必ずこの曲歌ってましたね、みんなw。
      でも、こんなスローな歌でしたっけ?
      もっとアップテンポな曲だったイメージが…。
      アッミダッくじ~アッミダッくじ~🎤
      (原曲は記憶にございませぬ)

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      グリーン参る

      2024/03/19

      レイレイさん
      たけちゃんマンのコーナーでさんまさんが歌っていたのは、もう少しテンポが早かったと思います。この桑田さんが一緒のバージョンはひょうきん族ではほとんどかかりませんでしたから、レイレイさんの記憶に残っていないのは当然かもしれません。
      それにしても作詞作曲桑田佳祐って考えてみれば贅沢な話ですよね。

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      とーちゃん

      2024/03/19

       当時、
      忙しいにも程がある職場で、
      ムードメーカーの女子社員さんが
      突然 ♪あっみだっくじ〜♪ と
      歌い出しました。 ^o^

       殺伐とした空気を、
      「洗い」流してくれました。

       懐かしい想い出です。

       ^o^

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      レイレイ

      2024/03/19

      グリーン参るさん
      確かに、なんと贅沢な1曲でしょう👏
      さんまさんがテンポ良く歌っていた、その真似っこでしたね。
      スローな方をご存知の方は少なそうですね☝️

      とーちゃんさん
      平仮名の♪あっみだっくじ〜♪の表現の方がしっくりきますねw

      choさん
      @chosuke
      「アミダばばあの唄」スローなやつ、もしあったらリクエストお願いしまーすw📻️

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      トルネコ

      2024/03/20

      Spotifyには無いようですね…残念

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      グリーン参る

      2024/03/20

      とーちゃんさん
      忙し過ぎる殺伐とした職場の雰囲気を「フワッと変えてくれる」女性は、「才能ある方」だと言って良いと思います。場の雰囲気を正確に認識しているからこそできる術です。
      逆に場をぶち壊す人もいますから。

      苦しい仕事でも同僚に恵まれると乗り切れる局面はたくさんありますよね。

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    tomonakaazu

    2024/03/19 - 編集済み

    過乾燥から漆器を守るための「洗い」これは、ただ洗うだけですか?それともお湯に浸けてしばらく置いたりしますか??

    北海道ですら、過乾燥になるのですね。イギリスは大陸ヨーロッパよりはマシですが、それでもお椀に亀裂が入ったりします。「洗い」の正しいやり方を、ぜひとも教えてください。

    それにしても素敵なセットですね〜。
    水入れにお酒を入れて、花見弁当を盛って出かけたい♡

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      グリーン参る

      2024/03/20

      tomonakaazuさん
      洗いはぬるま湯のシャワーを掛けたあと中性洗剤で洗うだけです。浸けおきはしません。そのあと柔らかな懐紙で包みます。科学的な根拠はありませんが、今のところこれでトラブルは生じていないようです。

      北海道の冬の外気は10-20%しか湿度がなく、暖房した室内はそのままでは間違いなく乾燥してしまいます。風邪もひきやすくなってしまいますので、大型の加湿器を二台稼働させて冬を乗り切っています😅。

      昔の人の野弁当は本当に風流ですよね。

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      グリーン参る

      2024/03/20

      tomonakaazuさん
      ちなみに漆器にも食器にも中性洗剤はこれを使っています。界面活性剤は漆器にメリットがないのでこれ一択。手にも優しい優れものです😊。

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      tomonakaazu

      2024/03/20

      グリーン参るさん。
      丁寧な説明を、ありがとうございます。

      実は少し前に野点用の小さなおナツメが埃だらけになっていたのを、普通の食器用洗剤で洗ったら、柔らかいスポンジだったのに、漆の表面にスジがついたようなことになって、お直しに出しているところでした。

      やっぱり、界面活性剤がいけなかったのですね、、。次からは正しい「洗い」を実践します。

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      グリーン参る

      2024/03/20

      tomonakaazuさん
      野点されるんですね。いいなぁ☺️

      漆器、乾燥した状態は細かなチリ、埃を表面に呼び込みます。そのまま洗剤で洗ってしまうと、砂のような粒子で表面を擦ってしまい、線状の傷が付くことがあるので要注意です。黒は特に傷が目立ちます。最初に流水をざっと掛けると安全です。

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      tomonakaazu

      2024/03/20

      さらに貴重なhint & tipsを!感謝です。

      野点、、、
      出来ると優雅ですが、お茶の教室に最後に行ったのが30年以上前でして。少し前に、思い出そうとしてテーブル上で練習しましたが、いやぁ、忘れるものですね〜(汗。

      おナツメは、祖母が遺したものを書棚に飾っていたのが、おっしゃる通りの「乾燥とチリ」だったようです(涙。

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