No Title
初版 2017/07/09 18:23
改訂 2017/07/10 02:03
祖冨尾斉(そふびさい)が子供の頃に初めて見て衝撃を受けた「怪獣総進撃」に登場する怪獣を全部買い揃えて子供心にソフビのジオラマを作りたかったが、当時のマルサンやブルマァクでは販売されていなかったソフビも多かった。又、各々のソフビの造形が映画の実物とは似ていないことやゴジラとガメラがいっしょに出てくる映画が観れないことに悩んでいたことなどを懐古しながら のコレクションをボケながらも次々とお披露目していくストーリー。
第一章
「東大怪獣倶楽部とは」
冨尾斉
「どうも、雅古堂祖冨尾斉(みやこどう・そふびさい、と発音します)と申します。」
K・M
「はじめまして。今回の企画を嫌々お相手をさせて頂きますことになりましたHP作会社のサラリーマン、K・Mです。社の方からはある程度、祖冨尾斉先生のことはきいております。私も子供の頃はゴジラやガメラは好きでした。」
冨尾斉
「おお、そうか。これからワシが主催する東大怪獣倶楽部に於いて、怪獣ソフビでのお遊びを皆様にご披露致したいと思いますのじゃ。」
K・M
「祖冨尾斉先生、東大怪獣倶楽部ってどうして東大とつくのですか?東京大学の東大でしょうか?」
冨尾斉
「よくそう言われるんじゃが、この東大とは東宝と大映という怪獣映画の大御所の頭の文字をとってこうして略しているだけなんじゃ。逆に大東としてしまうと大東文化大学になってしまう。まあ、つまりはゴジラとガメラ専門、映画怪獣専門のお遊びクラブっていうところじゃ。」
K・M
「具体的にどんなことをして遊ぶんですか?」
冨尾斉
「そうねぇ、プロジェクターで怪獣映画を見ながら酒を飲んだり、自慢のソフビを見せあって交換したり、それでおままごとしたり、んで、いっしょにドライブしたりと色々じゃよ。」
K・M
「なんかよく分りませんが、それはオタクの集いでしょうか?表のプレート板をよく見ると雅古堂・ガメラ屋とも書かれていますね。」
冨尾斉
「オタクではなく、コレクターとかマニアと言いなさい。屋号も雅古堂として、ゴジラ屋さんに対抗してガメラ屋と。そんなかでのワシのマニアお客との交流会の名称が東大怪獣倶楽部というわけじゃ。そしてワシの名はミヤコドー・ソフビサイ(雅古堂祖冨尾斉)!」
K・M
「それは本名ではありませんよね。何となく変で妙なイメージが漂いますね。お友達はよく来るんですか ?」
冨尾斉
「来る者はほとんど決まっているのう。今は暇な時間があるから、こうしてワシの些細なコレクョンをお披露目することに楽しさを感じる毎日じゃ。あんたも当東大怪獣倶楽部に入会していっしに楽しく遊ばかんか。入会無料じゃ。ソフビ道がなんたるかを教えてしんぜようか。Oh、ビューティフル・ヒューマン・ソフビ・ライフ。」
K・M
「いえ、私は結構です。私は健全健康的なアウトドア派ですから。」
shin-gamera
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