日記

あなたの大事なコレクション、奥様に売られていませんか？

初版 2022/05/22 00:46

改訂 2022/09/18 14:27

5月22日はファイアの日。

「数量限定特装版クーロンズ・ゲートアーカイブス」定価20,370円(税込)が破格で売られていた。

外箱の状態もとても良い。

これの価値が分からぬとはさすが悪名高きブックオフだ。

ありがたく購入させてもらった。

期待に胸を膨らませ、開封の議を執り行う。

未開封のDVD、レプリカ台本、アクセスカードに設定資料集と欠品無しで状態も新品同様。

そして内容物ではない、謎の3つの缶バッジ。

それは原画展のガチャで少量販売され、初日に即完売した物だった。

シークレットまであった。しかも3つとも未開封だ。

こんな貴重な物が入っているなんて！

だが驚きはまだ続く。

設定資料集を何気なく開くと、なんとサインが書いてあった！

これは設定資料集の購入者を対象としたサイン会によるものだ。

私は原画展自体の存在を後から知ったので、イベントはもちろん当然サイン会にも参加できず、グッズも買えず、特装版もとっくに売り切れで当時は相当悔しい思いをしたが、まさかそれが一度に手に入るなんて奇跡に近………ん？？？

んんんんんん？？？？？？？？

ちょっと待って？？？？？？？？

前持ち主はどうしてこんな貴重な物を売ろうと思ったのだろう？

お金がなかったから？

18年も前のマニアックなゲームの数量限定特装版を買うような人がこれの価値を知らないはずがない。めったにお目に掛かれず、未だに高額だ。

売るにしてもそれこそ会場だったまんだらけに持って行かないだろうか？

買取価格の検索ができる駿河屋もある。

メルカリやヤフオクだってある。

二束三文でブックオフには売らないのでは？

しかも初日とサイン会で2度も会場に足を運んでいる。

思い入れも相当あるはず。

未開封で新品同様で、ここまで丁寧に扱っていた人が売る時に中身を確認せずに缶バッジを入れたままにするだろうか？

ではこれを売ったのは？

価値を知らない人？

内容物を知らない人？

前持ち主の家族？