集う隼
初版 2022/02/20 21:22
改訂 2022/02/20 21:22
以前、購入したニチモの1/48一式戦闘機"隼"。
しかし航空機のプラモデルは作ったことが無いし、いきなりあれに手を付ける度胸も無い。
でも、隼が好きだから、とにかく隼を作ってみたい。
そこでまず1/72スケールの隼から始めてみようと思い、またメーカーによる違いなども知る必要があると考え、いくつか買ってみました。
揃えられたのは全部で7種。一型が3種、二型が3種、そして三型が1種です。
まずマイクロエースの一型と二型。
調べたところ、元々はLS製1/75スケールキットで、その金型が後にアリイに渡り、現在はマイクロエースブランドで売られているようです。
主翼パーツ裏面には"1963"の刻印がありましたので、60年近く前の製品ですね。
二型よりも一型の方がリベットモールドやエンジン回りの造形がしっかりしています。
金額も安く、パーツも少なく、手を付けやすそうですが、古さゆえにバリも多め。
次にハセガワの二型です。
一番入手が容易で、価格も手ごろでしたが、設計が古いのか入手品唯一の凸モールドです。
これも手を付けやすそうです。
こちらはフジミの隼一型。
機体下面のパーツ分割がフラップを避けていたり、マイクロエース、ハセガワと比べると設計が新しめに感じます。
が、主翼の反りが酷く、カモメのシルエットのような形に成っているため、どうやって組み立てればいいのか…。
上記2つより難易度が高そうです。
月刊モデルグラフィックス誌の付録だったファインモールドの一型です。
今回入手品では最も新しい製品だと思いますが、パーツの分割位置やモールドの細やかさなど、素人が見ても頭一つ抜けているのが分かります。
ニチモの1/48をスケールダウンしたような印象を受けますので、気軽に組めるキットではありません。
そして最後にスペシャルホビーの二型と三型です。
上記は全て国内キットでしたが、これは海外製(チェコの会社だとか)。
二型と三型の違いはカウル回りなので、キットでもそこ以外は共通部品となっています。
少し仮組みをしてみたのですが、実に海外キットらしく噛み合わせが…素人の僕には到底組み立てられそうにありません。
いつかはチャレンジしたい所存。
ざっと比べてみましたが、失敗しても買い直しが容易なマイクロエース、そしてハセガワから始めるのが良さそう。
うまく組み上げられるのだろうか…。
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