ノイズの出所を探す

初版 2020/05/17 16:33

改訂 2020/05/17 16:33

先日の日記で、Bluetoothオーディオ受信機JC-SQ1が「Bluetooth接続に比べると、有線接続はノイズが多い」という結果になったので、そのまま調べて発生源を特定しました。


タブレットとJC-SQ1は直接接続ができませんので、中間にUSB→同軸デジタル変換を行う装置を挟んでいます。

この装置の出力を手持ちのCDプレイヤーと比較したところ、明らかな違いがありました。


これが上記の装置FX-DO3Jの出力波形。波形の大きさであるVppが2.344V。

こちらはマランツのCDプレイヤーの出力。Vppは1.172Vとなっています。


この信号規格S/PDIFの仕様を調べてみると、Vppは0.5Vらしいので、マランツは2倍、FX-DO3Jに至っては5倍近い電圧が出ています。

そのためDAコンバーターのアナログ出力に大きく影響を及ぼしていました。


そこでFX-DO3Jの出力をVpp=1V程度になるようにして、改造前後でアナログ出力波形を比較したのが次です。


こちらが改造前。

こちらが改造後。Bluetoothには及びませんがかなり波形がクッキリしました。


最近のS/PDIFはハイレゾ対応で周波数が高くなっているので、波形が鈍るのを恐れて電圧を高めに出力しているのかもしれませんが、これでは本末転倒ですね。




#比較

#参考

#2020年

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俳優・声優の故 大塚周夫さんの大ファンです。大塚周夫さんの出演作品のほか、所有しているオーディオ機器とCDのコレクションの整理を予定しています。

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