Bluetoothオーディオの立ち上げ
初版 2020/05/16 14:59
改訂 2020/05/16 14:59
外出時には良く使うBluetooth規格のオーディオですが、アマゾンで面白そうなものを見つけたので、自分の据え置きシステムに組み込んでみました。
![](https://muuseo-jp.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/1589607127446-wm283vkdqno-1fc2e699c09cc3f6c0d018f5aa60b027/P5154930.jpg)
届いて数時間もせずに蓋を開けているのには、我ながら呆れてしまいますが…。
Bluetoothオーディオ受信機としてだけでなく、有線デジタル入力のついたDAコンバーターとしても使えるという点が気に入って購入。
この手の中国製安物オーディオ製品は部品をケチっていることが多いんですが、これは中々凝ってます。
電解コンデンサが松下(パナソニック)製というのは意外。
OPアンプはJRCの5532DD、ケースもこの手の物の中では堅牢です。
これが諭吉一枚でお釣りが来るのですから、安い。
出力に高周波ノイズが目立ったので、大して音も聞かずにローパスフィルタを追加する改造をしてしまいました。
![](https://muuseo-jp.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/1589607538849-zcygppgsix-1fc2e699c09cc3f6c0d018f5aa60b027/P5154928.jpg)
送信元となるのはASUSの10inchタブレット。
少し古いですが、最近は高解像度のAndoroidタブレットの新モデルが発売されないので困りものです。
個人的にはiOSよりもAndoroidの方が使い勝手が良いので、iPadの対抗馬は用意してもらいたいところなのですが・・・。
さて、USBからデジタル同軸端子へ接続した場合と、Bluetoothで接続した場合とでアナログ出力波形を比較してみます。
![](https://muuseo-jp.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/1589607735490-0qfabham9xt-1fc2e699c09cc3f6c0d018f5aa60b027/P5154934.jpg)
10kHzのサインウェーブを入力して、まず同軸デジタルの有線接続。
ノイズが多いため波形が肥え太っていますね。
アース周りでノイズを拾っているのかもしれません。
追記:どうやらS/PDIF入力からのノイズがアナログ出力に回り込んでいるらしい。
![](https://muuseo-jp.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/1589607844307-xrgl7zmobwg-1fc2e699c09cc3f6c0d018f5aa60b027/P5154935.jpg)
こちらがBluetooth。
スパイク上のノイズが見られますが、波形は非常にクッキリしています。
無線は規格でデータ転送上の制約がありますが、やはり線を引き回さない分ノイズ面では優位そうです。
追記:デジタル信号の復調による違いが主たる原因の様子。これは要調査です。
#2020年
#比較
#参考
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