[超]久しぶりにミネショ行ってみた~後編~Pくんの婚約指輪
初版 2023/07/13 21:35
改訂 2023/07/14 07:55
先日、国内新発見の鉱物『北海道石(hokkaidoite)』のニュースが
全国ネットで流れいましたね。
ミネショーでも大分盛り上がってるだろうな~?って
事前にはちょっと気になってましたが、
当日になったらスッカリ失念していた(笑)
発見された北海道石やカルパチア石は
『多環芳香族-炭化水素』といわれる仲間で、組成はC22H12。
固体化、結晶化してる炭化水素って^^
かなり珍しい物なんだろうな~って思いながら、
ニュースでの文言とか聞いてると、この鉱物は
→黄色く『蛍光する』所が凄い!?
かのように誤解を招いている?気がしたのは、、私だけでしょうか?
////////////////////
鉱物の蛍光は、紫外線など入射したエネルギーが石の中で
励起されて発光する現象で、その石の持つ『1つの特徴量』
であることは間違いないですね。
産地現場の探索でもその特徴を効果的に使われてるとおもいます。
しかしながら、蛍光する鉱物=珍しいって事では無いんですよね
じゃじゃーーん!
この子は実はPeak2家の虎の子→『婚約指輪』です。
嫁からコッソリ借りて来て、実に久しぶりに撮影^^
当時幾らだったか~?もう忘れちゃいましたが、、
0.273ct は直径約4.2㎜かな。丁度かわいいサイズです♪
この石の最大の特徴は『VSB』 強烈な青蛍光で
通常照明下でも この表情を見せてくれる
こんな石は中々無いでしょー (自慢)
はい、ダイアモンドの中には蛍光性の有/無が存在します。
GIAのレポートによるとその割合は20/80%程度だと言われている。
そんじゃあ、蛍光がある方が『良い』のか?と言われると、
そんな事は無くて、『その逆だ』と言う人もいたりしますね
昨日使わせてもらった写真↑
マーク・ヒロシ・ウィリス さん店頭
http://www.diamonds.co.jp/
ソーティング付きのダイヤモンドには
ヒッソリとその石の大きな個性である『蛍光性』の情報が記載されています
確かに、8割くらいのダイヤモンドはNO(→蛍光性なし)であり
それ以外にS(ストロング)M(ミディアム)FT(フェイント)などが混じってますね。
でも、お値段にはあまり影響してなさそう。
つまり!
ダイヤモンドを購入する場合にこの文字を気にするかどうか?は
まさに『貴方次第~!』なわけですが、、皆さんなら、どっちを選びますか?
/////////////////////
さて、こちらもミネショ出店されていた↓
デザイン工房AmE'sさん
https://design-kobo.tokyo/
入口スグのブースでとっても目立ってました。
自分の大切な石(コレクション)を持ち込んで
→フルオーダジュエリー加工って、、夢みたいですね☆ 最高ですね~
こちらも当日 お世話になったので ちょっと宣伝↓^^
https://designkobo.base.shop/items/72159200
コレちょっとビックリしません?
日記前編でも書きましたが、蛍光写真って光源によって、大分違って見えちゃうので
難しいのですが こうして並べて比較するとその差が明白です。
同じ宝石なのに→ここまで『特徴が異なる』のって、、凄い!
コレもしかするとダイヤモンドならではの特徴。なのかな?
こういう側面にも『至高の宝石』と呼ばれる所以を感じちゃいますね。
今まで『無視』されてきた『ダイヤの蛍光性』
ですが、こういうの見てると最近段々と→無視できないパラメータとして
認知され始めたんじゃないの? って感じています
//////////////////
GEMHOUSE彩 さん
https://irodo-re.com/
此方も『蛍光あり』を明記されてましたね
しかも、、、コレ珍しい産地同定のダイヤモンド!
透明度が高いと評判のカナダ・ダイアヴィック鉱山産です
北極圏に近い、氷河が育てたラック・デ・グラス湖で産出しますが
過酷な環境は歴史上人間の到達を拒んできた。
カナダ産ダイヤは 紛争の資金源とならない『エシカル・ダイヤモンド』
(倫理的ダイヤ)と呼ばれて
ブライダル・ジュエリーとして人気らしいですね。
ハリーウィンストンや、ティファニーなど
/////////////////////
ということで、久しぶりにミネショ参戦して、、、
新しい目線で、新しいショップさんたちと会話してたら
結構楽しかったな~って印象でした
拘り200%のミューゼオの館長さん達は
愛する奥様へどんな『婚約指輪』を贈ったのか?
想像したら何だか『凄そうだよなーー』って^^笑
そんなのも共有して貰えたら楽しそうだよな とか思いましたー
おしまい