９０年代アメリカ弱小ビデオメーカーあれこれ

今回サルベージして来たビデオの数々、９０年代に集めた米国製の物です。入手して痛感したのですが、アチラはパッケージにあまり気を使っていない傾向にあるという事。

コストの関係でパッケージが紙製というのは日本でもあったので気にはなりません。

最初はアメリカで「昔のＳＦ・ホラーにちゃちゃを入れて楽しむ」趣向で、妖しい雰囲気の「エルヴァイラ」という魔女のようなキャラが解説を入れる番組をビデオ化したシリーズ。映画本編の前後にエルヴァイラが突っ込みを入れて紹介するという形のもので、解説まで収録されております。これらは「ちゃんとした」印刷の紙製のパッケージです。発売元はマニアには有名な弱小メーカーです。

次の「Sinister Cinema（不吉な映画）」というメーカーは紙製の共通ジャケットを使用してるので一見同じビデオに見えますが

ラベルを見ると別の作品なのが分かります。保管してたらラベルが伸びて皺になっちゃってましたねｗ

共通のパッケージといえばこの「Something Weird」というメーカー。パッケージはプラ製ですが汚いカラーコピーの共通ジャケットです。ここは何度も仕様を変えて発売してるので時期によっては作品別にポストカードの画像を使用したりしてます。それでも汚いですけどｗ

最後に、努力の跡は認められるけど…という例を。絵心が乏しい人間が描いた恐竜やマンモスがド～ンと目を引きますｗ

こういった日本では考えられないようないい加減なパッケージで販売されていたビデオが多かったというのが実情です。

誤解のないよう申し添えますが、これはあくまで弱小メーカーでの事。勿論大手のビデオメーカーは立派なパッケージで販売してましたよ。

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