6月12日（月）NHKG 映像の世紀 バタフライエフェクト　ビートルズの革命　赤の時代

NHKG「映像のバタフライエフェクト　ビートルズの革命　赤の時代」「のっぽのサリー」が起こした奇跡」を見た。ポールが少年時代レコードではまっていたリトル・リチャードの「のっぽのサリー」。ポールはそっくりに歌えた。それを聞いた友だちのジョン、ジョージを誘ってバンドをやろうということになった。後にリンゴが加わり“ビートルズ”を結成。イギリスは階級社会。ビートルズは労働者階級の壁を飛び越え、労働者階級の若者に夢と希望を与え、その波は世界へと拡大し続けた。60年代のアメリカはまだ黒人差別が根強かった。リトル・リチャード等黒人のロックン・ローラーの影響を受けたビートルズは、人種差別に反対し、アメリカでのコンサートは会場に黒人席を設けないことを条件に開催した。〈社会階級の破壊〉〈自作自演の音楽で発展〉〈人種差別の反対〉〈戦争反対〉等新たなウェーブを起こしたビートルズはリトル・リチャードの「ノッポのサリー」から始まった。ビートルズの誕生からライブ活動の終わりまでを貴重な影像で構成した感動的な番組だった。次週6月19日（月）夜10:00から放送の続編「青の時代」楽しみである。