Nゲージ客車 ナロ10形式の色替え①

初版 2021/01/01 19:59

改訂 2021/01/01 20:01

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。


ちょうど時間が作れたので、国鉄型軽量客車ナロ10を色替えにて1965年頃の姿のもの(完成品未設定)を作成開始しました。


ベースは青大将色のナロ10。基本的に色の塗り替えだけとなりますが、毎回悩むのは、当時の1等車に引かれているグリーン帯。国鉄の色名で言うところの「淡緑6号」はプラ用塗料では現在入手できません。代替色はあるのですが、少し薄すぎる気がするので、調色無しでさらなる近似色を探していました。そこで見つけたのはMr.colorのNo.C605「外舷22号色」という軍艦用(?)です。比べた感じでは光のあたり具合でやや濃い気もしますが・・・

これにガイアカラー 1003 青15号の組み合わせで塗ってみます。


まずは脱脂目的で中性洗剤に洗って乾かしたのち、「代替淡緑6号」をエアブラシで塗装。青大将色は「淡緑5号」ですが、それよりも薄い色。この色は窓下の帯のみなので、全体には塗りません。

次に1mm幅のマスキングテープでマスキングして、青15号をエアブラシ塗装しました。


帯の色合いチェックをしてみると、やはり濃い目です。そう気にならない範囲ではありますが、KATOの塗色よりも若干緑が濃いです。

画像は上から

1. ナロ10完成品 ぶどう2号+淡緑6号(KATO 10-290 特急「かもめ」後期編成 7両基本セット)

2. オロ11完成品 青15号+淡緑6号(KATO 5058)

3. 今回塗装のナロ10(ガイア青15号+Mr.color No.C605)

4. ナロ10キット(GMキット組立・塗装 FARBE 青15号+GM No.41伊豆急ペールブルー)


もうちょっと寄ると・・・

こう並べるとKATOの淡緑帯は、まだGM No.41伊豆急ペールブルーのほうが近いようにも見えますが、どちらも許容範囲かなぁ、と思いたいです。KATOは青の上に帯を塗っているので、発色に影響が出ている可能性もあります。


この後は、インレタ貼付ですが、材料不足で一旦ここでストップです。


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鉄道模型(Nゲージ)を中心にコレクションをご紹介します。鉄道模型は1978年から1988年まで活動、その後は車(実車)の趣味で一時中断、20年後の2008年から再開しました。ジャンルは昭和30~50年代の東海道を中心とした、国鉄特急、急行、準急列車にほぼ絞っています。
また、ディテールアップ、特定番号で作成をしたものをアップしたいと思います。

ちなみに車は国産旧車で日産セドリック・グロリアが好きで、1973年式230型の実車を2台、約30年所有しています。

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