マロネ29-102の作成② + オロ11加工

初版 2020/08/02 23:56

前回の続きです。

車体は組みあがりましたが、屋根と側板の隙間がどうしても出るので、パテやサフで仕上げます。

完全乾燥後サンディングして平らにします。旧客の場合、ぶどう色に黒に近い屋根なので多少粗くても目立ちません。

そしていよいよ塗装です。時代設定は1960年頃なので塗色は下記をエアブラシ塗装しました。

  • 下塗り:マッハ 69Cメタル用シールプライマー着色
  • 車体: ぶどう2号の代用でGSIクレオス Mr.カラー 赤褐色 C131
  • 等級帯: 青1号の代用でグリーンマックス 新 C-42 ブルーD (旧名称:伊豆急ハワイアンブルー)
  • 屋根: GSIクレオス Mr.カラー タイヤブラック C137(※1)
  • インレタ: マロネ29-102、門ハイ(門司鉄道管理局早岐客貨車区)、2等車標記の「2」(現在のA寝台)
  • 仕上げ: グリーンマックス C-44 クリアーコート半光沢(※2)

※1 元々艶消しだが、更にフラットベースを加え1:1近い割合で混ぜる

※2 インレタ貼付後

パテ乾燥間合いに、オマケでオロ11の加工もしました。

メニューは

  • 時代設定: 1968年(ヨンサントウのダイヤ改正以降)
  • グリーン車マークの削除
  • 車番変更: 22 ⇒ 8
  • 所属変更: 鹿カコ ⇒ 門サキ
  • 屋根の色: 銀色 ⇒ ねずみ色1号

として、1968年頃の急行雲仙に合うようにしました。

番号変更やグリーンマークを消す際は、普通のプラスチック消しゴムで消します。

比較的メジャーな手法です。

消した直後は多少痕が残っても最後に半艶クリアーを塗ると、殆ど判らなくなります。

話をマロネに戻して、室内等取付加工に入ります。

集電板とLED、アクリル板で自作しますが、これらを固定しやすくするために、室内の仕切り板を自作で設置しました。

今回室内は基本的に作成しません。これはマロネ29はツーリスト式寝台でロングシートとなるので、窓の小さいマロネではイマイチ見えないので省略の判断をしました。

LEDは電球色を切らしてしまったので、白色LEDにクリアオレンジで色差ししています。

LEDやアクリル板の固定は両面テープ。

床板と車体も両面テープで固定して完成となります。

週一の制作なので以上で一か月掛かりました。ブラスキットはだいたいいつもこれくらいです。



#Nゲージ

#鉄道模型

鉄道模型(Nゲージ)を中心にコレクションをご紹介します。鉄道模型は1978年から1988年まで活動、その後は車(実車)の趣味で一時中断、20年後の2008年から再開しました。ジャンルは昭和30~50年代の東海道を中心とした、国鉄特急、急行、準急列車にほぼ絞っています。
また、ディテールアップ、特定番号で作成をしたものをアップしたいと思います。

ちなみに車は国産旧車で日産セドリック・グロリアが好きで、1973年式230型の実車を2台、約30年所有しています。

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