今つたえたいモノ
初版 2017/12/02 11:44
改訂 2017/12/02 19:17
12月1日にローリング・ストーンズの″新譜″が発売された。
『On Air』
1963年~65年の間にBBCで録音されたライヴ音源がパッケージされたモノ。
今年は結成55周年の節目ということもあり、初期ストーンズのアーカイヴの掘り出し、という側面もあるだろうが、ここに詰め込まれているのは9割ブルーズやR&Bの粗々しいカバーばかり。
ブルーズのカバーといえば、ちょうど一年前にリリースされた『Blue&Lonsome』。
50年以上の放蕩を経て辿り着いたブルーズの表現は、未だ腰を据えることなく荒々しく不穏な音を叩きつけるものだった。
この後のツアーもブルーズナンバーをひっさげ、70歳を越えてなお、荒さを失わずライヴをこなしたあとの『On Air』の発表。
『Blue&Lonsome』の50年の円熟を拒否したかのような荒い不穏
『On Air』の初期衝動にまかせた粗い勢いに潜む不穏
不穏さの対比。
かたちは違えど
″50年前も50年後も何ひとつ変わっちゃいない″
今、伝えようとしているのはそういうことなんではないか、と思う寒い師走の朝。
(Cops And Robbers)
negrita
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ace
2017/12/02伝わりましたよ😌
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negrita
2017/12/02 - 編集済み😂実は初期ストーンズにはそんなに熱をあげてなかったんですが、この音源で見方が変わりました(笑)
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ace
2017/12/02ならず者っぽいけど、ストイックですよね😆これとかルーツを大切にしてるのが良くわかって好きです
https://m.youtube.com/watch?v=FDtCOvAEpUM
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negrita
2017/12/02そうそう!そのストイックさが、ルーツを愚直に求める、というのではなく自分達なりに咀嚼し吸収してるのが、やっぱり魅力だな、と(ベガーズ~ならずものあたりが特に)。
ツアー毎に必ずブルーズやソウルのカバーを入れますし、サポートアクトにブルーズやソウルレジェンドを呼んで、オーディエンスに良さを紹介したり。愚直の愛ですよね~💕
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ace
2017/12/02どうやって、どんな風にブレイク・スルーするか?
これに対して、このストイックさは必要だったのではないでしょうか😌ビートルズも同じ様に思います。みんな音楽には真面目ですね。そのかわり私生活捨てすぎですが😆
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